
IMP.椿泰我が“決して疲れた態度を取らない”という理由。言われて嬉しい言葉は「超かっこいい!」|『沼落ち5秒前!』推しをもっと知る30の質問
numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』。
旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。第11回目は12月17日スタートしたドラマ『レッドブルー』に出演するIMP.の椿泰我さんが登場!
『レッドブルー』は総合格闘技(MMA)を描いた作品で椿さんが演じる赤沢拳心は、圧倒的な才能を持つ格闘家。どう役に挑んでいったのかじっくり語ってくれました。また、本音に迫る30問のクエスチョンはもっと聞きたいプライベートの話や「沼」トークも。カメラロールの写真も特別公開です!

※2024.12.28に公開した記事を一部編集のうえ、転載しています
椿泰我さんをもっと知りたい!30問のQ&A
Q. この世界に入ったきっかけは?
2歳か3歳の頃、僕、テレビの中の松浦亜弥さんを見て踊ってたらしいんです。それを見たお母さんから“ダンスやってみる?”って言われて始めたのがきっかけです。
Q.尊敬する、または憧れの俳優さんやアーティストは?
Snow Manの向井康二くん。いろんなことを教えてもらいましたし、ドラマでもバラエティでも活躍していて、そのバランスが見事で、いろんな顔を持ってる。すごく尊敬していて、立ち振る舞いも勉強になりますね。
Q.最近よく一緒にいるなという俳優さんやアーティストは?
最近はずっと一緒にいるのは(IMP.の)メンバー、影山拓也。多いときは週5でいます。

Q.仕事仲間などに相談をするほうですか?それとも相談を受けるほうですか?
受けるほうだと思います。
Q.ちなみにどんな相談ですか?
これもメンバーの影山になっちゃうんですけど、欲しい服のことから、ドラマの難しさとか、いろいろ聞いてきます。
影山は聞いてほしいタイプなので、それを僕が聞くからコミュニケーションとしてもいい感じになってると思います。
Q.ご自身の性格を一言で言うと?
「予定詰め詰め体力おばけ」です(笑)。
Q.俳優仲間や仕事仲間、またはスタッフさんなどから褒められた嬉しかった言葉は?
「超かっこいい」ですかね。
今、過去で一番ビジュアル褒められるんです(笑)。この『レッドブルー』きっかけで体を絞ったので、褒められますねー(笑)。仕事現場が居心地いいですね(笑)。
Q.ご自身で思うチャームポイントは?
なんだろうな。胸筋じゃないですか。元々胸筋がつきやすかったのもあるんですけど、体も絞れてるからより胸筋も強調されてて、だいぶ今風呂上がり、思わず見ちゃいます。
毎日見てます。自分で自分をほめるゾーンに入ってますね(笑)。

Q.趣味は何ですか?
トイ・ストーリーのグッズ集め。だいぶ集まってます。もう置くとこないのにまだ買ってますね。
Q.明日から急に3日間の休日になったとします。どんなふうに過ごしますか。
家族旅行に行きたいです。国内旅行か、アジア圏ならいけると思うので、行きたいですね。
Q. Where is karaoke eighteenth?
サザンオールスターズさんの『栄光の男』。おじいちゃんがサザン好きで一緒にライブも行ってたんですけど、『栄光の男』が好きで、そこから僕も歌い始めた、という感じです。
Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?
衣装部屋かな。気持ち的にその日の洋服を全部片付けて、次の日の洋服を準備して、1日の区切りっていう感じになるんです。ホッとできます。
Q.ご自身を動物に例えるとしたら?
椿泰我(タイガ)だから虎…になっちゃいますよね。名前的にも周りからも言われます。性格を虎っぽいと言われたことは1回もないんですけど(笑)。
Q.最近のファッションの傾向は?
半ズボン。この季節になってもはいてます。だいぶ寒くなってきたので、ちょっと心折れてるんですけど、ギリギリまで半ズボンでい続けたいって思ってます。
Q.涙もろいほうですか?
全然そんなことはないです。

Q.ではあえて、最近これで泣いたなというのは?
映画『グレイテスト・ショーマン』が大好きで、観て泣きました。また泣くんだよな、ってわかりながら観てて、気づいたらやっぱり涙出てる、みたいな。
Q.この景色が好きというのありますか?
ライブのときの景色。ファンの方がたくさん集まっていただいて、ペンライトの光が広がってる景色とそのときのみんなの表情。これは何にも変えられないですね。
Q.グッとくる、キュンとする仕草や行動は?
例えばですけど、自転車置き場のチャリがバーッて倒れてたときに、迷わず行けるような行動力。そういうのを見るといいな、って思います。
Q.「いいな」「好きだな」と思ったら自分から言うことができるほうですか。待つほうですか?
待たずに自分から言います。
Q.学生時代これでヒーローでした、というのは?
『ソーラン節』でヒーローでした。
Q.これまで緊張した場面と言って思い出すのは?
TOBEに入所します、というYouTube生配信の直前。すごく緊張しました。ファンの皆さんもどんなリアクションなのかな、とか。再出発をしたあの瞬間は忘れられないです。

Q.ご自身の中で転機になったと感じる時期とその出来事は?
転機になったのは、2018年頃に滝沢(秀明)くんが主演だった舞台に出演したタイミングです。初めてリハーサルで褒めてもらって、そのままその後のお仕事にも繋がっていったので、自分にとって大きかったと思います。
元々全力でやりたいっていう気持ちでやったんですけど、それを初めてちゃんと褒めていただいて次に繋がっていったので、この精神を変えずにやっていこうと思えた瞬間でした。
Q.俳優活動で大事にしていることは?
決して疲れない。
お芝居のことは全然未熟なので技術的なことは言えないですけど…現場で僕らはフィーチャーされますが、それより長い時間スタッフさんたちは準備して終わってからも片付けまでされているわけで。
そういう中で自分が疲れた態度は絶対に取らない。それはお芝居のお仕事だけじゃなく、全体を通してそう思っています。
Q.「実は〇〇なんです」。他ではあまり語られてないけど実はこういう面がある、というのを教えてください。
実は不器用なんです。細かいことが苦手です。
Q.カメラロールにあるお気に入りのお写真をご紹介ください。
カメラは趣味なので、メンバーを撮ったり、景色を撮ったりしてるんですけど…この写真は12月16日発売の「ミチシルベ」のMV撮影時に撮ってもらった写真です。

Q.好きな色は?
赤です。
Q.これが苦手というものは?
大きい動物。怖いっす…。
Q.インドア派?アウトドア派?
アウトドア派。
Q.挑戦してみたいスポーツは?
バスケ。高校のときに、昼休みやってたぐらいなので、きちんと挑戦してみたいです。
Q.あなたにとっての「沼」。今一番ハマっていることは?
サウナ。昨日、今日も行ってきました。週に何回か行ってますね。だんだん沼として深まってます。
『レッドブルー』撮影は“極限状態”で挑んだ
――総合格闘技(MMA)の世界を描いた作品『レッドブルー』。ご出演が決まったときの思いは?
椿泰我(以下・椿):
ドラマ出演が子役のとき以来なので、今回お話をいただいて驚きましたし、総合格闘技の世界が描かれるということで、「わ…やばい」っていうのが率直な感想でした。子どもの頃からほとんど格闘に全く触れてこなかったんですよね。
できれば人生で一度も人を殴らず生きていきたいと思ってたので(笑)。今回演じる赤沢拳心は格闘技界注目の選手でチャンピオン役なので、どうしよう…っていうのはありました。

――鍛えないといけない、と?
椿:
そうですね。これは自分が悪いんですけど、お話をもらうタイミングの体がそんなに出来上がってなくて(苦笑)。6月にライブを終えて、次のツアーは来年なので、一旦、体が休憩してまして(笑)。
でも総合格闘技ということは絶対脱ぐよな、と思って。説得力のある見た目は作らないと、と思って頑張ろうという感じでした。
――クランクインまではどのように準備されたんですか?
椿:
改めてパーソナルトレーナーの方に聞いて、クランクインまで3週間ちょっとだったんですけど、ジムに通って、キックボクシングをしました。
体重的には7キロぐらい落としたんですけど、今回、僕が演じさせていただく拳心は空手の世界からMMAのほうに入ったので、またキックボクシングの世界とは違うんですよね。だからそこも苦労しました。
何より漫画原作の作品なので、そこにのっとってやらなきゃいけない。原作への敬意も込めてしっかりやっていきたいなということで、できる限りの調整はしました。
――UPされているお写真を見ると、本当に体を作られたんだなというのがわかります。
椿:
格闘練習まで(共演の皆さんに)誰にもお会いできなかったので、皆さんがどれくらいの体なのか、というのが把握できてなくて、どこまで追い込めばいいのか自分でもわからなくなって極限状態って感じでしたね。
でも、ビジュアル撮影のときに、カメラマンさんからも、監督さんからも「体、いい感じだね」と褒めていただけたので、見た目のほうは、一旦クリアしたので、これをキープしつつ、作品にどう入り込んでいけるか、っていうところだと思っています。
――赤沢拳心を演じていく中で感じていることは?
椿:
根っからの主人公キャラを演じるのってこんなに難しいんだっていうのは感じています。拳心は黙っていたら周りがついてくるんですよ。屈託ないリーダー感というか。あれをいざ演じてみるとすごく難しい。
うち(IMP.)のメンバーで言うと、影山拓也がリーダーでメンバーカラーも赤なんですけど、リーダー感というか、黙っていてもついていきたくなっちゃうような明るさを影山は持っていて、参考にする意味でけっこう影山の素行を見てますね。
――影山さんが持っているリーダー感を参考に。
椿:
そうですね。少年漫画から飛び出してきたようなやつなんで、これを真似るのってマインドを変えるしかないと思うんです。すごく難しかったです。
原作をしっかり読めば読むほど、お芝居も自分が漫画みたいになっちゃって、そこをどう自分に落とし込むかというのがすごく難しかったですね。
――久しぶりのドラマでのお芝居ということで、感じられていることは?
椿:
舞台の出演が多かったので、声を張ってるんですけど、ドラマの中で求められる自然感はめちゃめちゃ難しい。
あと、変に作り込んでしまってそれがどうしても舞台っぽくなってしまって、みたいなこともありました。模索しながら頑張っています。
――赤沢拳心の魅力、特徴はどんなふうに捉えてらっしゃいますか。
椿:
底抜けの明るさが魅力だと思ってます。この『レッドブルー』というタイトルにもありますけど、青葉との対比はすごい魅力的だと思いますね。最初はみんなに愛されるのは拳心だと思うんですけど、やっぱり徐々にみんな青葉のことを応援したくなってくる。
根暗な日陰者である青葉がトップになっていく、というこの物語の中で、拳心は根っからいいやつなのに、途中から嫌なやつに見えてくる面もあって、誰を応援するかによって全然見え方が変わってくる人物だと思います。
見方によって拳心を恨んでくれてもいいし、拳心カッケーな、って思ってもらってもいいし、見方によって拳心の感じ方が変わるのが魅力な気がします。
――青葉の魅力が輝くには拳心の存在が大事ですよね。
椿:
そうですね。拳心って、発言の一言一言が本当にまっすぐなことを言ってるんですけど、家でセリフを読んでいても時々、イラッとするときがあるんですよ(笑)。
言ってることは合ってるんだけど、そうじゃない時もあるじゃんって思うというか。この悪気のなさというか、まっすぐさ。でもイラッとさせる感じがクセになってくれたらいいなって思ってます。
――椿さんは演じながら拳心が好きになっている?
椿:
大好きですね。なかなかこういう勝者の余裕という感じは、僕自身のプライベートでは全くないので、ぞわっとするというか、惹きつけられるんです。
撮影していても、みんな俺(拳心)を追いかけてるし、それに気づかず、ただ俺(拳心)はまっすぐ行くという雰囲気があるので、普段全く経験できない感覚。そこもまた面白いなって思いますね。
まだ(撮影は)後半戦があるので、ブラッシュアップして作品の中で進化していければなと思っています。
――この先『レッドブルー』を楽しみにされている方に、こんなふうに楽しんでもらえたらいいな、というメッセージをいただければと思います。
椿:
格闘技ということで、ちょっと苦手意識がある方もいらっしゃるかと思うんですけど、僕自身も触れたことなかったMMAの世界をこの作品を通して知って、どんどんその魅力にハマっています。
格闘技の世界をわかりやすく教えてくれる作品でもあるので、僕たちが演じることによって少し興味を持っていただいて楽しんでもらえたら嬉しいです。そしてドラマを見て、原作も気になってもらえるぐらいしっかり忠実に表現していきたいなと思っています。楽しみにしてください。

――ちなみに椿さんのファンの方は、こういう役をやられるというのは驚きなのか、わかる、こういう感じあるよね、なのか…。
椿:
驚きだと思います。まず、ドラマ出演ということで驚きだと思いますし、その中でこういう役っていうのは予想外すぎると思います。
ファンの方も普段はバラエティで激辛だったり、体を張ったりすることが多い僕を見慣れてると思うので(笑)、そういうところだけじゃないんだぞ、というギャップを見せつけるという意味でも、新しい椿泰我を見せる作品になると思います。期待してください。
(撮影/笹井タカマサ、スタイリスト/櫻井賢之[casico]、ヘアメイク/大森創太(IKEDAYA TOKYO)、執筆/田部井徹)
PROFILE
椿泰我(つばき・たいが)
1998年2月10日生まれ、神奈川県出身。
7人組男性グループ「IMP.」のメンバーとして活躍。
公式サイト●https://tobe-official.jp/artists/imp
ドラマイズム「レッドブルー」作品概要
12月17日(火)MBS/TBS ほかで放送スタート!
少年サンデーにて連載中のプロ格闘家も愛読する重版続々の大人気MMA漫画で少年漫画界でいま最も勢いに乗るスポーツ漫画、「レッドブルー」が実写ドラマ化!
出演:木村慧人(FANTASTICS) 長谷川慎(THE RAMPAGE) 椿泰我(IMP.)
山下永玖(ONE N' ONLY) 大久保波留(DXTEEN) 武知海青(THE RAMPAGE)
大倉空人(原因は自分にある。) 須見和馬(DDTプロレスリング)
佐野岳 笠松将
監督: 林隆行 古澤健
アクション監督:田渕景也
MMA監修:岡見勇信
脚本:たかせしゅうほう 木村暉 目黒啓太
主題歌: MA55IVE THE RAMPAGE「MY PRIDE」(rhythm zone)
制作プロダクション:C&I entertainment
製作:「レッドブルー」製作委員会・MBS
Ⓒ「レッドブルー」製作委員会・MBS
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