「4年前の侑暉は赤ちゃんみたい」「嘘つけ(笑)」NAOYA×冨田侑暉、仲良しすぎる2人が『セラピーゲーム』共演で感じた“好きなところ”って?
獣医を志す失恋したてのスパダリ候補生×恋に臆病なツンデレフォトグラファーが、賭けから始まる2人の恋を描いたドラマ『セラピーゲーム』(日本テレビ)でW主演、三兎湊役のNAOYA(MAZZEL)さん、生嶋静真役の冨田侑暉(龍宮城)さんに登場していただき、お互いの印象や撮影のエピソードなどをじっくり伺いました。
NAOYAさん&冨田さんの本音に迫る31問のクエスチョンも必見(有料公開=300円)。尊敬する俳優、自分のチャームポイントなど……偶然にも一致したある答えも。2人の個性が見えてきます!
(撮影:武石早代、執筆:富田陽美)
スタイリスト/NAOYA:宮崎卓也、冨田侑暉:村井素良
ヘアメイク/NAOYA:時田ユースケ、amane(ECLAT)
冨田侑暉:磯野亜加梨
ドラマ『セラピーゲーム』作品概要
毎週水曜 24:59〜25:29 日本テレビにて
放送配信:FODにて先行独占配信、TVerにて
見逃し配信、Huluにて放送終了後1週間後から
配信脚本:齊藤よう 船曳真珠
監督:かとうみさと 八十島美也子
音楽:遠藤浩二
LGBTQ監修:白川大介
インティマシーコーディネーター:多賀公英
制作:植野浩之 島田総一郎 青鹿敏明(DMM.com)
プロデューサー:丹羽理沙子 梅澤宏和 木之内安代(DMM.com) 大杉真美 三木和史(ビデオプランニング)
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作著作:2025「セラピーゲーム」製作委員会
■公式X: @therapygame_
■公式instagram:@therapygame_
■公式TikTok: @therapygame_
(C)2025「セラピーゲーム」製作委員会
profile
NAOYA(MAZZEL)
なおや/マーゼル
2003年4月28日生まれ。
●officialサイト:https://mazzel.tokyo/
●公式Instagram:https://www.instagram.com/____k034/
冨田侑暉(龍宮城)
とみた・ゆうき/りゅうぐうじょう
2004年12月7日生まれ。
●officialサイト:https://www.stardust.co.jp/talent/rookie/tomitayuki/
●公式Instagram:https://www.instagram.com/yuki_tomita_official/
NAOYA「侑暉の好きな所は100個ぐらいある」冨田「ですよね(笑)」

――お互いの第一印象を教えてください。
冨田侑暉(以下・冨田):
NAOYAとは昔からの友だちなんです。もう5~6年の仲になりますが、当時の第一印象は憧れの先輩です。
NAOYA:
えっ、初めて聞きました。
冨田:
本人の前で初めて言いました(笑)。自分がこの世界に入って最初の先輩で、そこからすぐに仲良くしていただきました。すごく輝いている方という印象です。僕らの他にあと2人仲のいい友だちがいて、4人でよく旅行やお泊り会をしています。今回まさかこういう形でお仕事ができると思っていなかったので驚きました。
NAOYA:
大阪でずっと仲が良かったんです。お互い上京してこういう形で共演して、「人生でこんなこともあるんやな」と思いました。
――NAOYAさんの好きなところは?
冨田:
いてくれるだけで現場の雰囲気が明るく、良くなるというか。太陽みたいな人だと思います。そういうところを僕も見習いたい、身に付けたいですね。
NAOYA:
4年ぐらい前の侑暉は赤ちゃんみたいなかわいい印象でした。
冨田:
嘘つけ(笑)。

NAOYA:
いや、当時はめっちゃかわいかった。でも東京で再会したときにめっちゃ大人っぽくなっていて、今回のドラマでも「NAOYA行くよ」みたいな感じで引っ張ってくれてありがたかったです。今は自分よりずっと大人になったような印象ですね。そして好きな所は100個ぐらいあるんですけど…。
冨田:
ですよね(笑)。
NAOYA:
自分を引っ張っていってくれるところと、根がすごく優しいんやなと思えるところ。何を言っても優しく包み込んでくれますし、撮影中に「タピオカが飲みたい」ってずっと言っていたら買ってくれました。とても嬉しかったです。
冨田「素直になれないのが可愛いなって」NAOYA「わかってくれるなんて、優しい」
――それぞれお互いの役でキュンとしたところはありましたか?
NAOYA:
静真の一途なところです。もともと静真は「ストレート」なのでもっと人目とかを気にするのかなと思っていましたが、湊というひとりの人間に恋をして周りの目も気にせずに、一途に愛しているところがいい。ぶれない気持ちで湊のことを一番に考えるところにキュンとしましたね。
――お芝居にもキュンとされていたんですよね。
NAOYA:
はい、もちろん。
冨田:
ほんと?
NAOYA:
すべての単語がセクシーに聞こえるんです。侑暉はとても声がいいと思います。セクシーさや息遣いとか、静真の内に秘めたセクシーさが垣間見えて好きでした。

――セクシーさを意識してお芝居していたんですか?
冨田:
いやまったく意識してなくて。クランクアップ前日に、「そういえばあんたって、セリフを言うときセクシーよな」ってNAOYAに言われて、「うそっ⁉」って思って。
NAOYA:
最後の最後で伝えました(笑)。
冨田:
ちょっと恥ずかしかったです。だからギリギリで言ってくれてありがとうって思いました(笑)。
――湊のどんなところにキュンとされましたか?
冨田:
静真が用事で元々予定していたことができなくなったとき、湊がひとりでヤケ酒をするシーン。静真が湊を迎えに行くと、本当は嬉しいのに「別に大丈夫」みたいなスネるような演技や表情がキュンとしました。湊は普段はツンデレ気質なだけに。
NAOYA:
それって、いいイメージを持っていてくれてたんや?
冨田:
素直になれていないのがかわいいなって、逆に。
NAOYA:
そこまでわかって汲み取ってくれているなんて優しい。
冨田:
自分を強く見せている姿がかわいいなと思いました。

――撮影中に距離がグッと縮まった瞬間や、演じていて信頼できると思ったシーンがあれば教えてください。
NAOYA:
海のシーンがありまして、砂浜で足場が取りづらくて抱きついたら位置が変わってしまうとかカメラ位置がけっこう大変やったんですよ。
その時に「俺に任せて。NAOYAは普通に飛び込んでくれればいい。俺がこっちに行くから」みたいなことを侑暉に言われたときに「かっこいい!」って(笑)。そこから全任せで演技をすることに集中できたので、ほんまに大感謝でした。
冨田:
静真が湊の気持ちを受け止める感情が大きく描かれた、大切なシーンでもあったんです。普段から静真だったら「絶対にこうやっているだろうな」と考えながら演技をしていたからこそ、NAOYAになるべく負担をかけないようにと思っていました。
NAOYA「キスシーンはノリノリでした」冨田「うまくリードしてくれて感謝でした」
――NAOYAさんと距離が縮まった瞬間は?
冨田:
自分は遊園地のシーンです。湊と静真の2人の関係性的にも距離が縮まる第一歩のシーンでもあるといいますか、お互いがお互いのいいところに気づき始めて恋が進んでいくシーンでもあったんです。
そこがナチュラルにお互いの役のキャラクターも引き出し合えて、役としてはもちろんのこと、冨田、NAOYAとしてもぐっと距離が縮まったのではないかと思います。

――昔からの仲だからこそ、やりやすかったということもありましたか?
NAOYA:
めちゃめちゃありましたね。特にキスシーンとかは緊張することなく向かうことができました。
冨田:
うん、そうだね。
――逆に恥ずかしいとかそういう感情になりませんでしたか?
NAOYA:
全然です。
冨田:
NAOYAは友人の中でも家族に近いような存在なので全然緊張しなかったです。
NAOYA:
「よっしゃ、行こう!」みたいにノリノリでやっていました。「こっちの角度のほうが綺麗に見えるかな」とか。ぜひ綺麗に観ていただきたいと僕がこだわってしまって(笑)。

冨田:
よく言われたわ、それ(笑)。
NAOYA:
めっちゃ、頑張らせていただきました。
冨田:
キスシーンはとにかくいいものに仕上げたいとNAOYAがうまくリードしてくれたので感謝でした。
NAOYA「愛によって成長する過程が刺さった」冨田「人間らしい素敵な作品」
――改めて原作コミックや台本を読み、魅力を感じた点を教えてください。
NAOYA:
湊と静真の恋愛でキュンキュンするところももちろんですが、湊の家族愛や湊が人と出会って愛によって成長していく過程が、自分に刺さることが多かったです。だからこそリアルで美しくて魅力的なんやなと思いました。
冨田:
確かにリアルさがとても感じられる原作だと思っていて。静真は湊に恋の駆け引きをいろいろとされるのですが、人への期待が高ければ高いほど裏切られる時の代償は大きいというか。
それがものすごくリアルに描かれていましたし、2人のキャラクターだからこそこういう結末を迎えるんだなとか、些細な出来事の積み重ねが今後の結果を左右していく、人間らしい素敵な作品だなと改めて思いました。

――シーンについてお互いに相談したことは?
NAOYA:
自然に見えるように普段の自分たちも意識していたり、演技の練習は2人でたくさんしたよね。
冨田:
観てくださる方にも原作の世界観を届けなくてはと。キャラクターに忠実に演じるよう考えて挑もうという話はしました。
――自身の役柄を演じる際に気を付けたところは?
NAOYA:
湊は強い口調の言葉を使ったりするんです。自分は普段あまり強めの言葉は使わないので、「どうやって言ったらええんやろ? しかも標準語の強めの言葉って」と、めちゃめちゃ難しくて何度も練習しました。カバンの持ち方も工夫してひとつひとつの所作も意識して作りました。髪の毛の分け目も普段と逆やしね(笑)。
冨田:
静真というキャラクター自体がスパダリなので、いかにスパダリ感を出せるかをひたすら研究していました。それこそ言葉づかいもそうですし、考え方も俯瞰して落ち着いて大人っぽく意識していました。
ちなみに僕も普段と分け目が逆だったんです(笑)。自分の性格とも似たところもあるんですけど、静真に教わる部分も多かったので学ばせていただいたキャラクターでした。

――『セラピーゲーム』は、人を信じることの難しさや怖さも描かれている作品ですが、信頼を得るために日頃から心がけていることはありますか?
NAOYA:
自分を作らない、ありのままでいる。誰に対しても作った自分でいないという感じです。その方が絶対自分も幸せになると思いますし、相手も変に気を使わないでいてくれるかなと思ったりしています。
冨田:
笑顔でいるというのを自分の中では思っています。生きている中で苦しいことやつらいことも絶対にあると思いますが、自分の中でそういう時こそ笑顔でいようと思っています。
最後に信じられるのは自分だけだと思っているので、自分自身を裏切らないように笑顔で耐えてみせようと心がけているイメージはあります。でも、基本楽しくて笑っていることのほうが多いですね。

尊敬する俳優、自分のチャームポイント…NAOYA&冨田侑暉をもっと知る31の質問!【限定カット3枚も】
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