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豆原一成(JO1)草川拓弥(超特急)…実は“特撮”に出演したボーイズグループ俳優6選。当時の活躍はどうだった?【特撮×推しメン×白書】

特撮ドラマにおける推しメンたちの活躍を振り返りながら、その後のキャリアを辿っていく【特撮×推しメン×白書】(月1連載)。

若手俳優の登竜門と言われている「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」の“三大特撮ドラマ”。キャストの成長を一年間という放送期間の中で見守ることができ、一つの醍醐味となっています。さらに、すでに名を馳せているベテラン俳優や人気声優たちの新境地を見られることも。

今回は、ボーイズグループで活躍中でありながら、特撮ドラマでも抜群の魅力を振りまいていた俳優たちに注目。普段は歌やダンスで魅了する彼らが、劇中で見せた“ギャップに萌える”姿をご紹介します。


『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』豆原一成(JO1)

人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生したグローバルボーイズグループJO1。グループの中でリードダンサーとサブボーカルを務めあげる豆原一成さんは、元から備えたパフォーマンススキルはもちろん、努力を惜しまない姿勢で一層成長していく姿が魅力的な存在です。

そんな豆原さん、実は仮面ライダーのものまねを得意としており、幼少期から仮面ライダーになることを夢見ていたと言います。そして、豆原さんは2022年、その夢を実現させたのです。

仮面ライダー生誕50周年を記念して製作された『仮面ライダーリバイス』の夏映画となる『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』にて、謎多き青年・大谷希望役に抜擢されました。

Blu-ray「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア コレクターズパック」
(TOEI COMPANY,LTD.)

自身が変身する仮面ライダーキマイラの変身ポーズも自ら考案し、JO1でのパフォーマンスと同様に、他に類を見ない唯一無二の仮面ライダー像を作り上げました。

同時製作されたスピンオフ作品『Birth of Chimera』を視聴後に本作を鑑賞すると、また異なる角度から豆原さんの演技を堪能できることでしょう。

『仮面ライダーギーツ』杢代和人(原因は自分にある。)

ネットカルチャーを融合した独自のスタイルで突き進む7人組ボーカルダンスグループ「原因は自分にある。」。そのメンバーとして活躍中の杢代和人さん。

当初はEBiDANの研究生としてスターダストプロモーションに加入し、その後、「原因は自分にある。」として正式にユニットを結成したという経緯を持つ杢代さんは、ストリートダンスを基本としたダンススタイルでファンを魅了し、クールでミステリアスな印象を大いに与えています。

そんな杢代さんは、2022年から2023年にかけて放映された『仮面ライダーギーツ』にて、吾妻道長=仮面ライダーバッファ役に扮しました。

牛をモチーフにしたデザインとパワー特化型のイメージを前面に押し出した仮面ライダー像は、それまでの仮面ライダーにはなかったと言えるものでしょう。

道真というキャラクター自体も勝利のためなら手段を厭わない貪欲なタイプであり、主人公のライバル的存在。杢代さんは、ある時は仲間にも、ある時には敵にも成りうる二面性を体現して魅せました。

また、キャラクターソングアルバムではクールな歌も披露しており、こちらもファン必聴の1曲となっています。

グループ活動時のミステリアスでワイルドなイメージはそのままに、時折、柔らかさも垣間見えるそのギャップが魅力溢れる存在でした。

『ウルトラマンギンガ』草川拓弥(超特急)

ボーイズグループ所属のアイドルが特撮ドラマに出演するという流れは、平成の時代から幾度となく目の当たりにしてきましたが、その先駆け的な印象を大いに与えるのは、やはり「超特急」の草川拓弥さんなのではないでしょうか。

草川さんは超特急のメンバーとして活躍するだけではなく、バラエティ番組や旅ロケまで幅広くこなし、何でもできるスーパーアイドルとして日々奮闘しています。そんな草川さんが、実は遡ること13年前、特撮ドラマに出演していたことを憶えているでしょうか?

2013年当時、6年ぶりに「ウルトラマン」がテレビ放送されるということで、大きな注目を集めた『ウルトラマンギンガ』にて、主人公のライバルであり仲間でもある一条寺友也役に扮していました。

大企業の御曹司で天才の転校生という何ともクールな立ち位置で、ジャンキラーもといジャンナインと呼ばれるロボットを操作して戦いに身を投じます。

Blu-ray『ウルトラマンギンガ 1』(バンダイビジュアル)

当初は、ウルトラマンギンガに襲い掛かり敵対する存在なのかと思われましたが、徐々に主人公のヒカルと打ち解け共闘するようになっていくという劇中で最もおいしいキャラクターだった印象です。

その活躍には目を見張るものがあり、翌年に放送された続編『ウルトラマンギンガS』でも同様に友也役に扮し、今度は防衛チーム「UPG」の科学アドバイザーとして再登場しました。

通常、特撮ドラマにおける継続出演は主人公のみである確率が高いのですが、主人公と共に第二の主役的存在だった友也が2年連続で登場するというのは極めて稀な出来事でした。これも草川さんの魅力あってこその快挙だったと言えるでしょう。

現在では筋肉担当のイメージが強い草川さんですが、当時はまだまだ幼くて可愛らしい雰囲気を漂わせていました。

また、所属する超特急は『ウルトラマンギンガ』とのコラボユニット「ウルトラ超特急」を結成。エンディングを飾っていた楽曲も印象深いです。

『仮面ライダーガッチャード』山中柔太朗(M!LK)

今年初の紅白出場を決め、まさに人気絶頂期のボーイズグループ「M!LK」。TikTokを初めとしたSNSでも「好きすぎて滅!」が大ヒットを記録しており、改めてその人気の高さを証明している彼らの中にも実は特撮ドラマで印象的なキャラクターを演じたメンバーが存在します。

グループ内では超クールな王子様キャラで人気を博している山中柔太朗さんは、2024年に放映された『仮面ライダーガッチャード』第22話・第23話にて、自らの魅力で人間たちを虜にさせてしまうケミーのズキュンパイア役に扮しました。

まさにグループ内での立ち位置と同様に人々を惹きつける能力に長けた役どころであり、打ってつけの役柄だったと言えます。

同時に、世界に平和をもたらそうとした結果として、自分の能力が人々を苦しませてしまっていたという苦悩の表情を浮かべる演技も完ぺきにこなしており、演技の振れ幅も証明する形となりました。

他の主要なケミーたちと比べて、出番はかなり少ないながらもとてつもない印象を残し、絶大な支持を獲得。『仮面ライダーガッチャード』という作品の中でも屈指の人気を誇りました。

たったの2話でここまで爪痕を残すところは流石のカリスマ性というほかありませんね!

番外編1:『魔進戦隊キラメイジャー』小宮璃央(元Zero PLANET)

ここからは番外編。すでに解散してしまってはいるものの、当時はグループ所属だった『魔進戦隊キラメイジャー』の2人をご紹介します。

まずは劇中でキラメイレッド=熱田充瑠役に扮した小宮璃央さん。現在は解散してしまいましたが、本作に出演当時はダンス&ボーカルグループ「Zero PLANET」のメンバーとしても精力的に活動していました。

ジャズダンスが得意というストロングポイントを活かしたキレキレのダンスを披露していた小宮さんですが、「キラメイジャー」劇中ではキュートで純粋なキャラクターを好演。

デビュー作が「スーパー戦隊シリーズ」でそれも主演デビューということで、超プレッシャーのかかる立場だったとは思います。それでも最後にはレッド役を全うし、一年間の放送期間の中で大きな成長を遂げた姿を見せてくれました。

『魔進戦隊キラメイジャー写真集 KIRAMEKI COLLECTION』(一迅社)

やはりボーイズグループに所属しているという経歴は、舞台慣れという観点からも強みの一つになるのだということを証明する形となりました。

番外編2:『魔進戦隊キラメイジャー』木原瑠生(Love Harmony‘s,inc.)

小宮さんと同じく『魔進戦隊キラメイジャー』にて、射水為朝=キラメイイエロー役を演じた木原瑠生さんは、男女混合ボーカルグループ「Love Harmony‘s,inc.」での活躍も印象的でした。

残念ながら2024年をもって解散してしまいましたが、ここで紹介した他のグループとは異なり、アカペラでの歌唱がメインとなるグループで、美しい歌声と絶妙なハーモニーが魅力的なグループでした。

そんな木原さんは、「キラメイジャー」劇中では、eスポーツの天才プレイヤーを演じており、メンバーの中ではツッコミ担当という役割でした。基本的には何事も正直に話すタイプで、不器用な性格。それでも優しいお兄ちゃんのような存在でした。

戦隊ヒーローのイエローにまさにピッタリのキャラクター像を作り上げてくれており、今となっては男女混合グループ所属であるが故の経験や感覚を活かした立ち居振る舞いだったのかと感じました。

◇ ◇ ◇  ◇◇

ボーイズグループといえども数知れず。それぞれが独自の個性を活かした音楽活動をしており、メンバーそれぞれの魅力も千差万別。

彼らが特撮ドラマに出演し、グループ活動中の時とは異なる顔を魅せるその瞬間は、ファンにとってはギャップ萌えの至福のひと時なのだと言えるでしょう。そういった魅力も特撮ドラマには存在しているのです。

(執筆:zash)

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