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諸星翔希、ファンが「最高でしょ!」と言えるような道を歩みたい。7ORDERとして届ける“エネルギー”│『沼落ち5秒前!』推しをもっと知る30の質問

numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』。旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。第27回目は映画『熊本の彼氏』に出演する7ORDERの諸星翔希さんの登場です。

熊本を舞台にした心温まる本作への思いはもちろん、一問一答では包み隠すことなく語ってくれた諸星さんの本音が見えてきます。カメラロールのお気に入りの1枚も必見です!


諸星翔希さんをもっと知りたい!Q&A


Q. How did you get into this world?
 
きっかけは…親が勝手に履歴書を送りました(笑)。
 
Q.尊敬する、または憧れの俳優やアーティストは?
 
サザンオールスターズさんです。初期の頃のパフォーマンスを動画で見たんですけど、アーティストとして気取ってなくて、そのスタンスがすごく素敵だなと思いました。
 
Q.最近よく一緒にいる俳優やアーティストは?
 
『熊本の彼氏』で共演させていただいた杉本琢弥さんです。あと、(7ORDERの)メンバーはもちろん一緒にいることは多いんですけど、当たり前すぎて、一緒にいるという感覚もないぐらいですね(笑)。

Q.仕事仲間には相談をするほうでしょうか? それとも受けるほう?
 
受けるほうですね。仕事もプライベートもどちらも相談を受けます。
 
Q.自分の性格をひと言で言うと?
 
大雑把です(笑)。


Q.仕事仲間やスタッフさんなどから言われて嬉しかった言葉は?
 
シンプルに「演奏がかっこ良かった」とか「心にきた」という言葉は嬉しかったですね。
 
Q.自身で思うチャームポイントは?
 
“後輩キャラ”です。
 
Q.趣味はありますか?
 
スーパーの鮮魚コーナーに行って、魚がさばかれるのを見るのが好きです。
 
Q.明日から急に3日間の休日になったら、どんなふうに過ごしますか?
 
旅に出ます。
 
Q.一人旅ですか?
 
一人でも行きますね。海外でも国内でも。行けるところに行きます。
 
Q. Where is karaoke eighteenth?
 
久保田利伸さんの「LA・LA・LA LOVE SONG」です。世代的にリアルタイムではないですが、好きな曲です。


Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?
 
作業場です。曲を作ったりして、疲れたら好きな曲を流して過ごしてます。
 
Q.自分を動物に例えるとしたら?
 
猿です。周りからも言われます(笑)。
 
Q.最近のファッションの傾向は?
 
カーキ系やアースカラーが多いです。
 
Q.涙もろいほうでしょうか?
 
はい、涙もろいほうだと思います。
 
Q.最近、何かを見て泣きましたか?
 
見て、というより曲を聴いてウルっとくることはありますね。
 
Q.好きな景色は?
 
ステージ上からの景色が好きです。第一声の瞬間、第一音目の瞬間、しびれます。
 
Q.キュンとする仕草や行動を教えてください。
 
二手三手先の思いやり。ちゃんとその人のことを考えた上での思いやりの行動や言葉にはグッときます。

Q.「いいな」「好きだな」と思ったら自分から言いますか?
 
言えるほうだと思います。
 
Q.学生時代、ヒーローだったというものは?
 
サッカーです。
 
Q.「これまでで緊張した場面」と言われて思い出すのは?
 
始球式です(※今年7月5日、バンテリンドームでの始球式に登場)。緊張しすぎて死ぬかと思いました(笑)。球場は空気感が違いますね。
 
Q.転機になったと感じている時期は?
 
20歳くらいのとき、堂本光一さんの「Endless SHOCK」に2年間くらい出させてもらったんですけど、そこで仕事との向き合い方や、パフォーマンスに対する執着みたいなものを学びました。一つの転機だと思います。
 
Q.俳優活動をするうえで大事にしていることは?
 
アンテナです。自分で作り込むのは当たり前ですが、相手がどういう反応をして、どういうボールを投げてくるかをキャッチして投げ返すことが大事だと思います。
 
Q.他ではあまり語られてないけど「実は〇〇なんです」ということは?
 
実はサボるのが上手いかもしれません(笑)。サッカーのゲーム中にちゃんと点は決めたりといいプレーはするんですけど、それ以外は走らずに休んでいるような感じがうまい(笑)。そういうタイプです(笑)。
 
Q.好きな色は?
 
黄色が好きですね。
 
Q.苦手なものは?
 
長い話を聞いているときの、自分の頬の筋肉の感じが苦手です。これ(笑顔の感じ)を解除してしまったら無愛想になってしまうので難しいです。
 
Q.カメラロールにあるお気に入りの写真を1枚ご紹介ください。
 
「ステーキ爆食いin那覇」。

(写真提供:諸星翔希さん)

 Q.インドア派?  アウトドア派?
 
アウトドアですね。
 
Q.挑戦してみたいスポーツは?
 
野球の試合を本気でやってみたいです。

Q.あなたにとっての「沼」、今一番ハマっていることを教えてください。
 
やっぱり音楽になると思います。曲作ったりすると、どんどんハマっていくんですよね。ハマっていくと、わからなくなる時期もあって、でもそこからいろいろ考えて挑戦するのも楽しいし。ホントに沼ですね。もう抜けられなくなってます(笑)。

熊本は自分との「チャンネル」が合った場所


――映画『熊本の彼氏』、仕上がりを観て感じたことを教えてください。

 
諸星翔希(以下・諸星):
まず、これを観た人の多くの方々の、熊本への関心が高まってほしいというのは、映画に携わる僕たちみんなの思いです。それはこの作品が持つ願いでもあるので、きっと観終わった後に熊本のことを好きになって、興味を持ってもらえるんじゃないかなと。

劇中に流れるたっくん(※一二三湊役の杉本琢弥さん)が作った歌も、まっすぐな思いが伝わってくる楽曲になっていると思います。そしてなんといっても、今ここから夢に向かって進むのか、諦めるか……そういう迷いの中にいる方にとってはすごく響く物語なんじゃないかと思います。

©︎2025「熊本の彼氏」製作委員会

――諸星さん自身は神奈川県出身ですが、熊本の印象は?
 
諸星:
2~3年前、ツアーで熊本に来たときの印象が強いですね。熊本城ホールでのライブだったんですけど、僕らの次が玉置浩二さんだったんですよ。そのポスターを見てヤベーって言って、みんなでテンションぶち上がってたのを覚えてます(笑)。

合間に少し時間もあったので、熊本をいろいろ歩きました。熊本城もメンバーみんなで行きました。雰囲気が好きなんですよね。たぶん地球って「磁場」があるじゃないですか。その土地が持つ独特の雰囲気。自分とのチャンネルが合うというか、何かここ好きだな、って思える場所。僕にとっては熊本がそういう場所で、めっちゃ居やすかったです。
 
――今回演じた山之内大和は一二三湊の幼なじみで、湊を支える地元の青年。セリフは熊本弁ということで、苦労された面もあったのでは。
 
諸星:
言葉は大変でした。音声を送っていただいてなんとか耳で覚えたんですけど、現場に入ったら覚えた言葉と山之内の年代が使う言葉に微妙なジェネレーションギャップがあって。もう一度現場で修正しつつ覚えていった、という感じでした。方言といっても世代によってちょっと違ってくるし、その辺は1個1個教えてもらいながら挑みました。

――山之内は、熊本の名物「からしレンコン」への愛を持った青年ですが、諸星さん自身、からしレンコンを今までに食べたことは?

 
諸星:
いや、ほとんどなかったんですけど…熊本に入った日の朝、アーケード街を歩いていたら、からしレンコンの仕込みしてるおっちゃんがいたんですよ。まだ開店前だったんですけど、「今売ってもらえませんか?」ってお願いしたら、出来上がったばかりのからしレンコンを売ってくれて。出来たてのからしレンコンを買いました。美味しかったですねー。

©︎2025「熊本の彼氏」製作委員会

――からしレンコンは、山之内大和にとって大事な根幹ですもんね。 

諸星:そうなんですよ。これは食べておかないと、と思いました(笑)。 

――『熊本の彼氏』を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

諸星:観るだけで熊本の魅力というものが伝わるし、熊本に行くだけではわからない情報だったり、歴史の細かい部分というものも知っていただけると思います。音楽に限らず、夢を追っている人だったり、その周りで支えてる人たちの思いが伝わってくる作品です。温かい気持ちになってほしいです。

ファンが「応援しててよかった」と言える道を歩みたい


――諸星翔希さん個人として、そして7ORDERとして、今後への思いを聞かせてください。
 
諸星:
グループ活動するうえで、どういう角度で良いエネルギーを渡すかっていうのがすごく大事だなと思っています。それはもちろん音楽的な面でもそうだし、人間的なメッセージ性の部分でもそうだし、できる限り、そのエネルギーを届けられるようにと思っています。

僕らは楽器を持つ人間なので、音に乗せて届けられたらというのが一番なんですけど、でもそれだけじゃなくて。いろいろな方向でメンバーが活躍して、その中でつかんだものを7ORDERに持ち帰って化学反応が起きて、自分たちが想像できないくらいの大きいエネルギーにできたらと、日々思ってます。

それ対して笑顔でついてきてくれて「私たちは応援してるよ」と発信してくれる強いファンがいることは、本当に感謝しかないなと思ってます。それが結果として「一緒に応援しててよかったね」「ほら、私が応援してたこのグループ、最高でしょ」ってみんなが言えるようなそういう道筋を歩んでいきたいと思っています。
 
(撮影/森崎純子、執筆/田部井徹、ヘアメイク:花岡 恵)

映画『熊本の彼氏』作品概要


2025年10月10日(金)TOHOシネマズ 熊本サクラマチ、イオンシネマ熊本にて熊本先行公開
2025年10月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
 
出演/杉本琢弥
坂ノ上茜 福田沙紀/諸星翔希(7ORDER) 小山銀次郎 他
監督・脚本/熊谷祐紀
配給/STREET LABO 配給協力/LUDIQUE
Ⓒ2025「熊本の彼氏」製作委員会

PROFILE


諸星翔希(もろほし・しょうき)
1994年10月13日生まれ、神奈川県出身。
アーティストグループ「7ORDER」のメンバーでサックスを担当。
公式サイト●https://7order-official.com/


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