
【①本部】『ブレイクマイケース』未履修のオタクが沼に足を踏み入れてみたら、ビジュ120点のキャラたちが最高だった…
2024年にnumanが行ったランキング「読者が選ぶ、2024年登場で特にやり込んだゲームTOP10」で堂々の1位を獲得。さらには2025年5月にリリース1周年を迎え、まさに今熱い話題のアプリゲームが『ブレイクマイケース(以下、ブレマイ)』です。
その人気ぶりはずっと気になっていたけれど、実はまだプレイできていなかった筆者。ふと公式サイトを覗いてみたら……“沼”の入口がそこら中に転がっていてビックリしました。
見た目、設定、セリフの温度感――あまりにも“わかっている”キャラが多すぎる! これはもう、1周年を迎えた今から本格的に履修を始めるしかない。
ということで、『ブレマイ』プロローグまでをプレイし終えた“ほぼ未履修”な筆者が感じた各キャラクターの“沼ポイント”を、全6本に分けて全力でお届けします。「どのキャラから入るべき?」「自分に刺さるのは誰?」と気になっていた方、ぜひ一緒に沼のほとりに足をかけてみませんか?
今回は、「本部」メンバーの3人についてご紹介します!
『ブレイクマイケース』とは?
『スタンドマイヒーローズ』『魔法使いの約束』などの人気タイトルを輩出した、colyのアプリゲーム。どんなことでも"代行"してくれるスタッフが揃うカフェ「Aporia」を舞台に、オーナー代理となったヒロインを中心とした日常を描く。“リアル”と“おしゃれ”をコンセプトワードとした世界観と、音楽と3マッチパズルを組み合わせた「グルーヴマッチパズル」が人気の作品です。
>>『ブレマイ』特集記事の一覧はこちら
「本部」メンバーの沼ポイントを紹介
なんせ「本部」ですからね。くせ者ぞろいの各部署をまとめるであろう本部の皆さまは、やはり安定感があると思うんです。……という気持ちで拝見したご尊顔。「ほら、やっぱり!」と声が出そうでした。

“剛・柔・謎”なオーラ漂う完璧なトライアングル! 美しいビジュアルとバランス感の良さ、期待が高まります。
皇坂 逢(こうさか・あい)CV: 古川慎
傲慢王様キャラ×赤ロングコートに歓喜…
まずは、皇坂 逢さん。

詳細をクリックするまでもなく、“わかって”しまった気がします。名前にきらめく“皇”の文字に、こちらの本心までまるっとお見通ししているかのような意思強強な紅の瞳。彼は間違いなく、人の上に立つ教育を施されし選ばれた御方なのでしょう。
下の名前が「逢(AI)」なのもいいですね。近未来感というか、やや冷たい質感があって、イメージカラーのワインレッドとのギャップが引き立ちます。冷静と情熱の間、といった人柄なのでしょうか。
という、ファーストインプレッションから、初手で浴びせていただいたセリフが「おい。俺の前だぞ、弁えろ」(CV.古川 慎さん)……!
これは想像以上に強い。公式サイトでキャラクターを上から順に覗いていくと、最初に出会うのが彼となるわけですが、そこに鎮座するのが「弁えろ」な傲慢王様キャラ、と。なるほど。「『ブレマイ』は、ビジュアルも良く個性も強い、パンチのあるキャラクターを揃えてますよ」という公式からの無言のメッセージ、いや挑戦状だと筆者は受け取らせてもらいました。
さて、皇坂さんの全身ビジュアルとの邂逅を果たしたわけですが、スーツのジャケットだと思っていたお召し物が、まさかのロングコート!
絶対特注品じゃないですか。これが似合う上司の指示であれば、仕事も頑張れちゃうってもんですよ。スリーピーススーツが嫌いなオタクもこの世には存在していないので(筆者調べ)、スーツベストと赤ロングコートの最強タッグに滾るばかりis.

そんな皇坂さん、プロローグでは高級そうな車と夜のネオンがきらめく背景を背負って登場。電話越しに的確に指示を飛ばす姿に、想像以上に仕事のできる男なのだろうと確信しました。また、主人公の名前を聞いて「まさかな……」と呟いており、伏線という意味でもかなり気になった人物です。
城瀬由鶴(きせ・ゆづる)CV: 堀江 瞬
守ってあげたくなる容姿に、食いしん坊なギャップが最高
本部2人目は、城瀬由鶴さん。

癒し効果抜群の優しい笑みをたたえた、爽やかなアップルグリーン色の瞳。存在自体がマイナスイオンのような方なのでしょうか。本部部長・皇坂さんとのビジュアルの対比を考えると、王様な皇坂さんとほかスタッフを繋ぐ潤滑油パーソン or 柔和なのは笑顔だけ、実は辛辣シゴデキパーソンのどちらかの路線かなといった印象です。
正解は……「安心安全の敏腕補佐」! 曲者たちからも好かれている、全方位・いい人のようです。プロフィールの最初に「裏表のない善良な人間」と明記されているので、これはきっと言葉のままに信じていいパターンでしょう。
それにしたって、笑顔が優しすぎやしませんか? プロローグでは、事務所で飼っているオウムのレアにも優しく話しかけていて、心の純度の高さを感じます。
一方で、「どんなことを押し付けられても文句を言わない」と聞いて、ちょっと心配になってきました。「仕事しすぎてない? 大丈夫?」と5分おきに声を掛けたくなってしまいそうです。なんとしても守りたい、その笑顔。と、そのご尊顔を眺めていると、優しすぎる城瀬さんを守らなければという、謎の使命感が湧いてきました。

完全に“城瀬由鶴さんを守りたい”モードで彼のことを注目していると……なんということでしょう。 城瀬さんはめちゃくちゃ食いしん坊キャラのよう。そういう方向性のギャップをお持ちなんですね……!
空腹に弱く、好きなことは「食べること」、嫌いなことは「空腹」、さらに趣味は「料理」。一貫した食いしん坊でニコニコしてしまいます。皇坂さんとの真面目な会議中も、もしかしたら腹ペコなのかもしれないと想像するだけで、俄然推したくなってきました。
須王芦佳(すおう・ろか)CV: 興津和幸
クセ強キャラに見えて、実は有能なオーナー?
本部ラストを飾るのは須王芦佳さん。

本部3人の並びを見たときに、「正体がわからないな」と最も感じたのが須王さんでした。開襟シャツの着こなし方やアクセサリーの雰囲気からして陽の波動は感じたのですが、やや跳ね上がった目尻のラインや含みのある口元の様子はミステリアスでもあり……。
須王という名字には、個人的に大富豪のイメージを持っているので、もしかしたら世界有数の財閥のお坊ちゃまなのかも? と、妄想が広がります。
そんな筆者的第一印象・ミステリアスとなった須王さん。まさかまさかの、語尾「ネッ☆」系のAporiaオーナーでした。オ、オーナー!?!? ちょっと待ってください、情報過多です。まだこちらは「ネッ☆」のインパクトを引きずっているというのに……。立て続けにオーナーという情報まで出されて、脳の処理が追いつきません。
えーっと、つまり? 皇坂さんのプロフィールに書いてあった「ちゃらんぽらんなオーナー」って、須王さんのこと!? はぁ~、なるほど。OK、理解しました。
プロフィールによると、「無邪気で素直」かつ「まれに有能っぽさを垣間見せるが、本当のところは誰も知らない」という須王さん。ミステリアスという印象も、そう間違ってはいなかったようですね。プロローグでも、初対面の主人公に「不思議な人」だと評されていました。
最年長にして一番テンションが高いかと思えば、主人公に対して繊細な距離感を取る。スタッフが軽口を叩けるような雰囲気を自ら作り出しているような節もあり、掴みどころのないキャラが好きな人に刺さるんじゃないでしょうか。
筆者の経験上、須王さんのようなキャラクターは終盤に超重要な出来事をもたらしたり、物語の根幹を揺るがす秘密を知っていたりするので、最後にそういった展開があるのかどうかも含めて、須王さんの今後の動向がものすごく気になってきました。

さらに、須王さん、36歳。このリアルな年齢設定も推せるポイントだなと思います。
36歳と聞けば、彼自身が多くは語らずとも、人生の中で酸いも甘いも経験してきたことが想像できます。若い頃にはあまりわかりませんでしたが、年齢を重ねたことで生まれる“余白”って、めちゃくちゃ色っぽいですよね。
>>次回は「交際部」メンバー4人を紹介!
(執筆:双海しお)
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