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25時、赤坂でSeason2、セラピーゲーム…2025年秋は「BLドラマ」が大豊作! ガチ勢が選ぶ、“原作セット”で楽しむとより妄想が捗る神ラインナップ6選

2025年秋はまさに「BLドラマの秋」。人気作品のリメイクや続編から、人気若手俳優が主演を務める話題作まで、もはや「豊作」という言葉では生ぬるいほどの神ラインナップが勢揃い! BLドラマもついにここまで来たか…と感謝の正拳突きが止まらない今日この頃です。

特にBL漫画や小説の実写化が多い今期。原作の良さをしっかり落とし込んでくれているのか…? そこで大量のBL漫画を嗜む私が、今期BLドラマのおすすめポイントと原作のツボを勝手に紹介。「今期なにを見るべきか分からない」とお悩みの方、私と一緒にBLドラマの見過ぎで寝不足になりましょう~!


25時、赤坂でSeason2(駒木根葵汰、新原泰佑)


はい、待ってました。BLファンの教科書的作品(私調べ)こと『25時、赤坂で』(テレビ東京系)の第2シーズンが放送開始。有難すぎる。

人気俳優・羽山麻水(駒木根葵汰)と、新人俳優・白崎由岐(新原泰佑)の切ない恋模様を描く同作。ドラマ第1シーズンではさまざまな困難を乗り越えて、ようやく結ばれた二人。第2シーズンでは恋人同士となった関係に焦点が当たります。

ドラマ「25時、赤坂でSeason2」メインビジュアル

原作をリスペクトして再現度も高いので、第2シーズンも期待してよいでしょう。正直第1シーズンがよかったのでそこで完結しても良かったのでは?と思っているそこのアナタ。

第2シーズンは原作ファンなら皆大好きな「舞台編」がスタートします。

※リンク先は前シーズン

BLとしても至極なのですが、白崎くんが一人の役者としてもがきながら成長していく姿に感涙間違いなし。白崎を演じる新原泰佑さんもドラマの回数を重ねるごとに演技が上手くなっているので、原作と重ねて楽しめるところもポイントです。

個人的にはドラマを見た後に原作を読み返すことを強くオススメしたい…!

「25時、赤坂で」(祥伝社)

ドラマでは表現しきれない二人の細かい心理描写や演技に関する哲学論、そして濃厚なラブシーンまで描かれているため、より深く作品を味わえます。

ほんとに原作のラブシーンの初々しい白崎くんが可愛すぎるので、絶対見てほしい。原作を読んだらまたドラマを見てほしい。エンドレスで楽しめるので。

PUNKS△TRIANGLE(長野凌大、藤林泰也)


シリーズ累計30万部を超える大ヒット作品がドラマ『PUNKS△TRIANGLE』(フジテレビ系)となって登場。カリスマモデル・アイに憧れ、いつか自分の作った服を着てもらう事を夢見る主人公・純浦千明(長野凌大/原因は自分にある。)。

ドラマ「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」公式サイトより

服飾専門学校のダサい同級生・江永歩(藤林泰也)とペアを組むことになり服作りが上手く行かず落ち込んでいたが、実は江永とアイは同一人物で……。というあらすじから面白すぎる神BL。

ストーリーが面白すぎることに定評がある沖田先生の魅力が詰まった同作のドラマ化発表に、よだれを垂らして喜んでしまいました。

個人的ツボは藤林泰也さんのアイと江永の演じ分け。カリスマモデルで肉食系のアイと、ダサくて陰気な江永の演じ分けが素晴らしい。

特にアイのときの圧倒的覇者感が原作通りで、個人的ベスト攻め部門を受賞。アイに憧れる気持ちを持ちながらも、江永にちょっとずつほだされている千秋もかわいい。三角関係に萌えちゃう方には超オススメです。

また、サブテーマの「パンクファッション」にも注目。原作ではキャラクターたちの洋服がこだわり抜かれていて、そこを見るのも超楽しい。

平成女子が大好きな、ちょっとダークでおしゃれなBLを描かせたら沖田先生の右に出るものはなし。ほんとに天才~! 一生ついていきます!

セラピーゲーム(NAOYA、冨田侑暉)


続いては『セラピーゲーム』(日本テレビ系)実写化が発表されたときに、血涙を流して喜んだ方も多いのではないでしょうか。『セラピーゲーム』はBLファンが投票するアワードで、4年連続ランクインした超人気作品です。

ドラマ「セラピーゲーム」公式サイトより

私も例に漏れず大喜びしたのですが、「日ノ原巡先生の繊細で綺麗なタッチで描かれた人間くらい美しい人なんてこの世にいるのか…?」と一抹の不安がよぎりました。

しかし、キャストが発表されてさらにびっくり。三兎湊役のNAOYAさん(MAZZEL)と生嶋静真役の冨田侑暉さん(龍宮城)のビジュアルがすごい。

二次元から飛び出してきたようなイケメンに期待度は爆上がり。特に冨田侑暉さんは原作をそのまま三次元に持ってきたような再現度で、SNS上でも「キャスティングがぴったりすぎる」と話題になっていました。

「セラピーゲーム(上) シークレット×××」(新書館)

強すぎる顔面でバズる冨田さん、本当にありがとう。

BLファン満場一致で神作の予感です。顔が似すぎていて二次元と三次元の境界があいまいになるくらい妄想が捗るので、主演キャストお二人のファンには原作も要チェック。

修学旅行で仲良くないグループに入りました(藤本洸大、簡秀吉)


BL漫画の実写化が主流になってきた今日この頃。実はBL小説にも名作が多い事を知っていましたか? その中の名作のひとつが『修学旅行で仲良くないグループに入りました』(テレビ朝日系)。

ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」公式サイトより

原作はWeb小説サイトで連日総合1位を獲得するなどファンからの熱量が高い作品。この度、満を持してドラマ化が決定し、大歓喜です。

ストーリーはタイトルが示す通り。ぼっちの高校生・日置(藤本洸大)は、ひょんなことからイケメン陽キャ4人と同じグループになってしまいます。

肩身が狭くなるかと思いきや、爽やかイケメンの渡会(簡秀吉)が妙に日置に優しくて……という誰もが大好きな王道BL。

「 修学旅行で仲良くないグループに入りました」(スターツ出版)

本作の魅力は青春眩めくピュアな恋愛。「最近胸キュンが足りねえな~!日常にきらめきが足りないな~!」という方は必見です。

ほっこりしながらも「もどかしい~!」と二人の恋の行方を一緒に見守りたくなります。ぜひ、隠木鶉先生の文章で情景を堪能してください。文字で読むとより妄想が捗るはずです。

絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 ファイナル(犬飼貴丈、ゆうたろう、伊藤あさひ)


犬飼貴丈さんが主演を務める人気ドラマ『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』のシリーズファイナル。自分の生きる世界がBL漫画の中だと気付いてしまった主人公。BLあるあるの展開を見事に切り取る「BL&ギャグ」という珍しい作品です。

ドラマ「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 ファイナル」公式サイトより

過去の映像作品も原作に引けを取らない面白さで、BLファンならゲラゲラ笑えます。
「ああ~! このタイミングで赤らむ頬! 潤む瞳! 周囲の男たちが次々にカップルになっていく! BLあるあるだ~!」と爆笑続き。

※リンク先は前シーズン

犬飼貴丈さん演じる主人公が襲い来るフラグを華麗にかわすのが痛快ながらも、魅力的なキャラクターたちとの恋愛(?)模様にきゅんとしてしまいます。

個人的には主人公の弟・綾人(ゆうたろう)に大注目。親友と付き合うという大王道BLを見せつけてくれるので、主人公との落差でより萌えます。

「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 1巻」(新潮社)

ドラマも痛快でゲラゲラ笑えますが、原作もシュールながらもテンポが良いので、BLファンなら一冊持っておいて損はないかも。何度読み返しても笑えるのでコスパ良し。

タクミくんシリーズ -Drama-(塩﨑太智、加藤大悟)


『タクミくんシリーズ -Drama-』(BSフジ)の原作は、1992年に発売した不朽の名作『タクミくんシリーズ』。シリーズ累計500万部を突破するなど、現在に至るまでBLファンに深く愛されている作品is.

ドラマ「タクミくんシリーズ -Drama-」公式サイトより

全寮制の高校を舞台に、「人間接触嫌悪症」で悩むタクミ(塩﨑太智)と、美形で御曹司のギイ(加藤大悟)の恋模様を描くBLの金字塔的作品。

2007年に初めて実写映画化を果たし、まさにBL映像コンテンツの先駆けとも言ってよいでしょう。そんなBL一時代を築いた名作がリメイクして令和に再登場しました!

令和版タクミくんを塩﨑太智さん(M!LK)、ギイこと崎義一を加藤大悟さんが演じるのですが、同い年の二人の距離感がまあ絶妙。爽やかでいじらしい雰囲気にぴったりです。

「タクミくんシリーズ 完全版 1巻」(KADOKAWA)

ドラマ『タクミくんシリーズ』が刺さった人は原作にも手を出すべし。二人の揺れ動く心情や、切ないすれ違いなど小説ならではの描写に、より「キュンキュン」「ハラハラ」していまいます。

原作を一度読めばドラマもより楽しめる&なぜ『タクミくんシリーズ』がこんなに愛されているか絶対に分かります。

BLドラマは原作と合わせて悶えよう


今期のおすすめのBLドラマをご紹介しました。王道BLで萌えるのもよし、個性爆発のBLで悶えるもよし、あなたのお好みに合う作品がきっとあるはずです。

BLドラマファンとしておすすめしたいのが、原作と合わせての鑑賞。作品の面白さや魅力が倍増するので、ドラマが刺さった方はぜひ原作も読んでみてください。

(執筆:住岡)


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