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藤林泰也の性格は「悲しいピエロ」!?その理由は…。ハワイから日本に来て変化したアノことも|『沼落ち5秒前!』推しをもっと知る30の質問

numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』。旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。第13回目は『仮面ライダーガッチャード』に黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド役で出演の藤林泰也さんが登場!

2024年8月に最終回を迎えた『仮面ライダーガッチャード』。テレビシリーズのその後を描く最新作Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』が2月21日(金)より期間限定上映されます。

新たな気持ちで挑んだという本作への思いをたっぷり語ってくれました。また、藤林さんの素顔に迫る30問では、藤林さんの意外な一面も見えてきます。カメラロールの写真も特別公開です!

※2025.02.17に公開した記事を一部編集のうえ、転載しています


藤林泰也さんをもっと知りたい!30問のQ&A

Q. How did you get into this world?

親の推薦です。やってみれば?みたいな。一番最初はそれがきっかけでした。

Q.尊敬する(または憧れの)俳優さんは?

阿部サダヲさんです。

Q.それはどんなきっかけで?

映画『舞妓Haaaaan!!!』を観たのがきっかけです。京都育ちなので、京都を舞台にしている作品で親近感が湧いて、観たんですけど、コメディタッチな作品でとても面白かったので、素敵だなと思いました。

Q.最近よく一緒にいるなぁ、という俳優さんは?

『仮面ライダーガッチャード』のミナト先生役、熊木陸斗さんですね。筋トレも一緒にしています。

Q.周りの仲間に相談をするほうですか?相談を受けるほうですか?

両方ですね。でも、どちらかというと聞くほうが多いかもしれないです。「こういうキャラクターだったら、このセリフどう言うと思う?」とか他の人に演じてもらって、それを見るのがすごく好きなんですよね。人から吸収するのが好きなので、聞けることは積極的に聞くタイプです。

Q.ご自身の性格をひと言で言うと?

「悲しいピエロ」ですかね(笑)。ピエロみたいな、みんなを笑かすことが好きなんですけど、その反面で悲しいのは、モテない、勘違いされる、ふざけてると思われたりするんですよね。ちょっと悲しいな、と(笑)。

Q.仕事仲間やスタッフさんなどから褒められた「嬉しかった言葉」は?

自分の演技に納得いくことって本当に少なくて、それでも本当に「良かった」という一言をいただけると嬉しいです。「今の良かったよ」のひと言が、すごくありがたいし、安心できる言葉になってると思います。

Q.ご自身で思う「チャームポイント」は?

眉毛です。

Q.趣味はなんですか?

筋トレです。

Q.筋トレはいつ頃から?

それまでも体力は大事だと思ってたんですけど、『仮面ライダーガッチャード』をやるようになって、体作りってすごく大切だなとより一層思うようになったので、その頃からですね。

カメラってすごく繊細なもので、少しでもむくんでると伝わるし、あまり体調良くないのかなというのも見えてしまう。撮影を乗り切る強い体を作るために、筋トレを始めたんですけど、それ以来習慣にしています。

Q.明日から急に3日間の休日になったとします。どんなふうに過ごしますか?

大富豪だったら、旅行に行きますね。いろいろな国でいろいろなものを食べてみたいです。まだ食べてないものがたくさんあるので、知らないところ、行ったことのない国に行ってみたいですね。

Q. Where is karaoke eighteenth?

どんな曲が多いかなぁ。ジャンルで言えばラブソングが好きかもしれないです。

Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?

ベッドです。

Q.ご自身を動物に例えるとしたら?

よく言われるのはゴールデンレトリバーですかね。僕、イヌ系らしいです。

Q.最近のファッションの傾向は?

最近はなるべく色味を入れるようにしてます。クローゼットを見ても真っ黒なんですよ。アウターも黒、靴下も黒、パンツも黒、全部黒なんです。だから、ちょっと違う色を入れないと毎日同じ服着てると思われちゃうので(笑)。新しい自分を見つけたいなと思ってるんですけど、まだクローゼットは黒いままですね(笑)。

Q.涙もろいほうですか?

涙もろいです。

Q.最近これを見て泣いた、というのは?

最近泣いたのは、『ワンピース』かな。

Q.この景色が好きというのはありますか。

海です。

Q.グッとくる、キュンとする仕草や言動はありますか?

僕は崩した表情が好きなので、人間らしいところが見える瞬間はキュンとするかも。すごく好きです。

Q「いいな」、「好きだな」と思ったら自分から告白できるほうですか?

できます。

Q.学生時代これでヒーローでした、というのは?

人前で話すのが好きだったので、プレゼンテーションは得意なほうでした。

Q.これまで緊張した場面と言って思い出すのは?

オーディションですね。僕、一番最初に受けた大きなオーディションが戦隊ものだったんです。めちゃくちゃ緊張しましたね。今それを見たらそれは落ちるよ、って思うぐらいガチガチだったと思います。

Q.ご自身の中で転機になったと感じる時期とその作品は?

もちろん『仮面ライダーガッチャード』です。

Q.俳優活動などで大事にしていることは?

個性。

Q.カメラロールにあるお気に入りの写真を1枚ご紹介ください。

ハワイから日本に来るときに撮った写真です。夕焼けが印象的でした。

(写真提供:藤林泰也さん)
(写真提供:藤林泰也さん)

Q.「実は〇〇なんです」という話を一つお願いします!

あんまり言ってないんですけど、実はゲーム好きなんです。僕ハワイ育ちでその頃は超アウトドア派だったんですけど、日本に来てインドアになって、ゲームを手に出してしまった(笑)。かなりゲーム好きです。

Q.好きな色は?

黒です。

Q.これが苦手というものは?

洗濯。

Q.挑戦してみたいスポーツは?

挑戦してみたいのは、ゴルフですね。一度、練習場に行くときに、1球を大切にするために素振りの練習しまくってたら、指の皮がむけちゃって。1球も打つ前に終わるってことがありました(笑)。あとは釣りもやってみたいですね。

Q.あなたにとっての「沼」、今一番ハマっていることは?

今は筋トレ、だと思います。

「“卒業”は前向きな感情が残るものだと思った」

――最終回のその後を描いた『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』が2月21日から期間限定上映となります。本作の見どころポイントは?

藤林泰也(以下・藤林):
タイムループものなので、少しミステリーチックというか、(黒鋼)スパナの視点をベースに描かれているので、ぜひスパナになった気分で楽しんで見ていただきたいです。

あと、1年間やってきたからこそ、この『GRADUATIONS』、“卒業”という言葉に重みを感じられると思うんですけど、それぞれの“卒業”の形を観ていただける作品になっていると思いますし、観終わった後に“卒業”というタイトルの印象が変わるんじゃないかなと思ってます。

――GRADUATIONSの「S」に意味があるようですね。

藤林:
そうなんです。それぞれのキャラクターたちの“卒業”ですよね。でも、僕も最初にタイトルを見たときの“卒業”というイメージと、実際に撮影をしてから感じた“卒業”はちょっと違っていて、最後に残った感情は…“卒業”って悲しいものだけど、すごく前向きな感情が残るものだな、と思ったんです。

これが最後の『ガッチャード』の作品にはなるかもしれないですけど、皆さんも前向きに観ていただけるんじゃないかなと思っています。

『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より

――撮影は、テレビシリーズがあってそのあと引き続き、みたいな感じだったんですか?

藤林:
そうですね。ドラマのほうが終わって、1週間ぐらい空けて撮影に入りました。

――気持ち的には1回そこで切り替えつつ。

藤林:
ドラマの撮影で僕、めちゃくちゃ泣いたんです。そこで、自分の中で『ガッチャード』が一つ終わった感じがしていて、少し間を空けてからもう一つ作品を撮るというのは、新しい気持ちに入れ替えて入ったという感じでした。

でも、1週間という短い時間ですけど、役と離れたことで、また、黒鋼スパナという役に新鮮な気持ちで向き合えたと思います。短い期間でもいろいろと整理ができた時間だったんじゃないかなと思います。

『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より

――スパナという存在とともに歩んだ1年で、それが藤林さんにもたらしたもの、プラスになったと思うことなどありますか?

藤林:
オーディションの時に僕が「黒鋼スパナってこういう人なんだろう」って思い浮かべてた人物像とベースの部分では変わらずにできたと思いますし、本島純政くんが演じた(一ノ瀬)宝太郎も最初の段階から基本の部分は変わってなくて、その二人の言葉のやり取りや“息”みたいなものがそのまま生き続けていたような気がしています。

でも、物語が進むにつれて、黒鋼スパナという人物のいろいろな面が描かれるようになって、心をどう開いていくのかというのを演じることで、自分の中でも成長になりましたし、変化を演じられたのは大きかったなと思います。

――スパナの変化というのは?

藤林:
人に頼ることで、スパナは成長してきたと思うんです。いろいろな場面で、どうしても一人で乗り越えられないということは必ずあって、そういったときに、黒鋼スパナが、人に頼ることができるようになって、進化して、その苦難を乗り越えて。

また次の苦難があるかもしれないけど、最終的にはみんなの力で成長していくという姿が描かれていて、それを演じることで、自分自身の成長にもつながったと思います。

『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』場面写真より

――俳優としても一つの役を長く演じる面白さですね。

藤林:
はい。固い人間を1年かけて徐々にみんなが柔らかくしてくれた、みたいな感じがします。

今まで僕は、これが正解だと思ったらそれをそのまま貫くっていう感じで考えるところがあって、「これが黒鋼スパナだ」って思ったら、そう演じてたし、「この役はこういう感じだろう」という自分の中の正解を強く信じてたところがあるんですけど、そうじゃなくて、いろいろな視点から物事を捉えるとか、一歩下がって物事を見る、というのがすごく大切だなというのを学んだと思います。

一歩下がって黒鋼スパナを見ると、すごく偏った性格で自分勝手だし、でもその中にも、思いやりだったり、自分なりの深い思いもあって、人間味あふれるキャラクターだなと見えてくるんですよね。感情の奥にある情熱というのも、作品を通して、気付くことができました。

――藤林さんご自身の今後についてもうかがえればと思います。2025年、皆さんにこんな姿を届けていきたい、ここを楽しみしてもらえればということはありますか。

藤林:
今回の作品が『GRADUATIONS』、“卒業”ということで、僕も黒鋼スパナという役から“卒業”して、一歩を踏み出すわけですけど、僕自身もいろいろな役に挑戦していきたいなと思っています。まだチャレンジしてないこと、それが舞台なのか、音楽なのか、わからないですけど、自分の可能性を探っていきたいなと思ってます。

『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』本ビジュアル
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』本ビジュアル

――その意味ではスパナというのをしっかりやり遂げたというのが大きいですね。

藤林:
本当にそう思います。これで一歩進めるというか、スパナを経験した上で一歩踏み込んでいくというのはとてもワクワクします。藤林泰也として、いろいろな面を見せれるんじゃないかなと思っていますし、そうしなきゃいけないと思っています。

ただ、僕にとって『仮面ライダーガッチャード』という作品は、今後生きていく中で、間違いなく代表作なので、それは大切にして、ここで得た経験をもとに頑張っていきたいなと思います。今後も好奇心をとぎらせることなく、いろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

(撮影/冨田望、執筆/田部井徹)

『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』概要

Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』

2025年2月21日㈮期間限定上映

CAST
本島純政 松本麗世 藤林泰也
安倍 乙 富園力也 熊木陸斗 福田沙紀 加部亜門
天羽尚吾 松澤可苑 鈴木浩文 タカハシシンノスケ
STAFF
原作:石ノ森章太郎
脚本:大西雄仁
監修:内田裕基
音楽:高木 洋
アクション監督:福沢博文
監督:山口恭平
主題歌:「GRADUATIONS」BACK-ON(avex trax)
配給・発売・販売:東映ビデオ

●公式サイト https://www.toei-video.co.jp/vcinext-gotchard/
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Ⓒ 2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

(PROFILE)
藤林泰也(ふじばやし・やすなり)
1999年2月20日生まれ、京都府出身。
公式サイト●https://trustar.co.jp/talents/yasunari-fujibayashi/

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