TRiDENT ASAKAはゲラで乗せ上手？「影の努力家」の素顔に迫る28問28答【TRiDENT “新たなる夜明け” #1】

2025年11月11日 18:00

「アナタの推しを深く知れる場所」として、さまざまな角度で推しの新たな一面にスポットを当てているnumanが贈る特別連載企画【TRiDENT “新たなる夜明け”】。11月5日にメジャーデビューを果たした次世代ガールズロックバンド・TRiDENTの魅力に、全3回のソロフォーカスインタビューで迫ります。

記念すべき第1回を飾るのは、ASAKA（Vo/Gt）さん！バンドのフロントマンであり、作詞・作曲も手がける彼女の素顔とは？

ASAKA（アサカ）TRiDENT Vocal / Guitar。9月10日生まれ。

SERINAさん、NAGISAさんが語るASAKAさんの印象は「人の懐に入るのが上手い」「ツボが浅いゲラ」「影の努力家」……？さらに、出会った頃のお互いの意外な第一印象についてもたっぷり語っていただきました。

加えて、ASAKAさんのパーソナリティに迫る28問28答では、最近ドハマりしている『ONE PIECE』や子どもの頃の夢がとある女児向けアニメの人気キャラクターだった話など、アニメ愛や音楽のルーツについて赤裸々に回答。ここでしか見られない全9枚の撮り下ろし写真と共にお楽しみください！

（撮影＝上野留加、企画・取材・執筆＝阿部裕華）

※本連載は記事前半を無料公開。300円の課金で記事全文とすべての写真をお楽しみいただけます。また、600円でマガジンを購入いただくことで、全3回分を読むことも可能。記事単体ですべてご購入いただくより、300円分お得となります。

ASAKAはゲラで乗せ上手で影の努力家

――まずは、メンバー同士で他己紹介をお願いします。SERINAさん・NAGISAさんから見たASAKAさんについて教えてください！

SERINA：
ASAKAは、人の懐に入るのが上手い。誰からも好かれるような人間です。あと、ファンの人たちを含めて、人を乗らせるのが上手いんですよ。それはボーカリストとしてすごく良い才能だと思います。加えて、良い歌詞を書く。
あとは……ツボが浅い。ゲラです。すぐ笑います。

ASAKA：
たしかに（笑）。でも、NAGISAちゃんもいい勝負だと思う！

SERINA：
そう、ここの2人（ASAKA・NAGISA）が、めちゃくちゃツボが浅い。

NAGISA：
ASAKAの笑い声がおもろいんですよ（笑）。ASAKAの笑い声が聞こえると、こっちも笑えてくるタイプなんです。

――そんなNAGISAさんから見たASAKAさんの印象はいかがですか？

NAGISA：
ASAKAは、やることをきちんとこなしてくる人だと思います。しかも、それをあまり表に見せずにちゃんとやってくる。作詞とか作曲とかもしているんですけど、「私やってるぜ」みたいな感じが全然なくて、「え、そんなこともやってたの？」と思うことが多いんです。努力を外に見せないようなイメージがあります。

ASAKA：
そうかもしれない……言わないかもですね。聞かれたらきっと言うんですけど、自分から「頑張った！」とかアピールはしないですね。そんなふうに思ってもらえていたなんて……ありがとうございます！良い企画だ（笑）。

第一印象は「怖い」「イケイケ」！？

――皆さんの出会った頃の第一印象もお伺いしたいです。デビュー前、NAGISAさんはお二人とは別のバンドに所属していらっしゃったんですよね。

NAGISA：
はい。自分は別で激しいガールズロックバンドをやっていて、SNSで「大阪にこういうバンドがいる」というのを見ていたので、ちょっとライバルのように2人のバンド自体を見ていましたね。それで、いよいよ対バンだというときに「この人たちが、あの有名なバンドのメンバーか……」と思ったのが第一印象でした。

2人のバンドは自主で、スタッフさんとかもいない中で活動していたにも関わらず、ガシガシ自分たちで動いていたから、「イケイケな人たちだ」と思っていたんですよ。でも、蓋を開けたらこんなゆるい感じだったので印象が変わりました（笑）。

――ASAKAさん、SERINAさんから見たNAGISAさんの第一印象は？

ASAKA：
「めちゃくちゃ男前のドラマーがいる！」でしたね。ほんわかしているのに、タンクトップで大ぶりなドラムを叩いているのが、NAGISAちゃんの最初の印象でした。

NAGISAちゃんのいたバンドはすごくクールなバンドというイメージがあったので、ほんわかというよりもクールで男前という印象で。でも、TRiDENTで一緒にバンドをやることになって内面を知れて、「こんなにほんわかしている部分もあるんだ」とか、いろんな発見がありました。ただ、ドラムを叩いているときの印象は今も変わりないです！

SERINA：
同じく対バンのときは「ドラム、めちゃくちゃかっこいいな」と思いましたが、喋ったら「めっちゃふわふわしているな」という感じでした。その印象は今も変わっていないのですが、プラスして「しっかり考えている人だな」と。「このバンドがどうやったらうまくいくか」「どういう動きをしたらいいか」とか、すごく考えているという気づきがありました。

――ASAKAさんとSERINAさんは同じバンドで長く一緒にいらっしゃいますが、出会ったときの印象は覚えていますか？

ASAKA：
SERINAは高校のときに出会ったのですが、第一印象は「優等生」。共通の男の子の友達に、SERINAへ「一緒にバンドをやりたい」と伝えてもらったんですけど、断られた思い出があります（笑）。同じクラスでも、たぶん一緒のグループじゃなかっただろうなという感じだったのに、いざ喋ってみたらめちゃくちゃおもろくて。それで意気投合しました。

一緒に遊ぶようになってからは、優等生じゃないことに気づきました（笑）。控えめに見えていたんですけど、意外と積極的な一面があるのは意外でした。殻を破ったら本性が現れた感じですね（笑）。

SERINA：
高校生のとき、私は“芋”寄りで、ASAKAは明るいグループにいて、最初は（ASAKAのことが）ちょっと怖かったんですよ（笑）。友達伝いでバンドに誘われたときも、「怖そうやからやめとこうかな」という感じでした。

でも、バンドを一緒にやることになって、性格が同じじゃないからこそ、めっちゃ仲良くなれたと思っています。性格が真逆で、自分は優等生寄り、ASAKAは明るいという感じで、全部が逆やからこそめちゃくちゃハマったんですよね。今もこうやって何年もバンドを続けられているのはすごく不思議だけど、必然だったのかなとも感じます。お互いのない部分を補い合っている感覚があります。