
井上祐貴がもし“魔法”を使えるなら?「めっちゃ考えた結果…」意外なチャームポイントも披露!|『沼落ち5秒前!』推しをもっと知る30の質問
numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』。旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。第14回目は映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』に出演する井上祐貴さんが登場!
共演の八木勇征さん、櫻井海音さん、椿泰我(IMP.)さんとの現場でのエピソードやそれぞれの印象を語ってくれました。プライベートと本音に迫る30問は井上さんの個性豊かな答えに注目。動物に例えると?という質問には意外な答えも…!? カメラロールの写真も特別公開。

井上祐貴さんをもっと知りたい!30問のQ&A
Q. How did you get into this world?
『ホリプロタレントスカウトキャラバン』を受けたのがきっかけです。
Q.尊敬する、または憧れの俳優さんは?
小栗旬さんです。
Q.最近よく一緒にいる俳優さんは?
溝端淳平さんと中尾明慶さんです。
Q.俳優さんなどに相談をするほうですか? 相談を受けるほうですか?
受けるほうですね。プライベートなこともお仕事のこともどっちもあります。

Q.ご自身の性格をひと言で言うと?
負けず嫌い。
Q.俳優仲間やスタッフさんなどから褒められて嬉しかった言葉は?
先日ドラマのクランクアップのときに初めて監督に「よかったよ」と言っていただいて。そのひと言がすごく嬉しかったです。
Q.ご自身で思うチャームポイントは?
ほっぺ。めっちゃ伸びるんですよ(と、引っ張って伸ばして見せてくれました)。
Q.趣味は何ですか?
最近はゴルフですね。
Q.明日から急に3日間の休日になったとします。どんなふうに過ごしますか?
温泉旅館とかに行ってゆっくりしたいですね。
Q.旅行は一人でも行きますか?
全然一人で行きます。というか一人がいいかもしれないです。

Q. Where is karaoke eighteenth?
『シングルベッド』とかですかね
Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?
ソファーの上です。
Q.ご自身を動物に例えるとしたら?
ナマケモノ。ナマケモノってやるときはやるけど、やらないときに何もやらないらしいんですよね。僕もそういうタイプです(笑)。
Q.最近のファッションの傾向は?
気づいたら黒ばかり着てしまうので、色をちょっとでも入れていこうと最近はしています。
Q.涙もろいほうでしょうか?
いいえ。そんなことはないと思います。
Q.映画やドラマ、ドキュメンタリーなどで泣いたりは?
映画とかドラマを見るときは、そのシーンに順応して泣いちゃうんですけど、プライベートで泣くことはないですね、はい。

Q.この景色が好き、というのありますか?
海が好きです。
Q.グッとくる、キュンとする仕草や行動はありますか?
別にないと思います。こんな仕草とかはないですね。人によるのかなと思います。例えば極端な話、母親が髪を結ぶ仕草を見ても絶対にキュンとしないけど、気になってる人が髪を結ぶ仕草をみたらキュンとすると思うので(笑)。
Q.「いいな」「好きだな」と思ったら自分から言うことができるほうですか?待つほうですか?
言います。
Q.学生時代これでヒーローでした、ということは?
スポーツ系では、ヒーローになり…なろうと必死でした(笑)。
Q.これまで緊張した場面と言って思い出すのは?
最近だと、朝ドラ(『虎に翼』)のクランクインですね。
Q.ご自身の中で転機になったと感じる時期あるいはその作品は?
『ウルトラマンタイガ』です。自分は俳優としてやっていくんだ、という覚悟が固まりました。

Q.俳優活動において、大事にしていることは?
自分の中に疑問とか不安がない状態でカメラの前に立つこと、現場に行くことは意識しています。ちょっとでも疑問に思ったことは聞く。事前に解消した上で、現場に入るようにしようとは思っています。
Q.他ではあまり語られていない「実は〇〇なんです」ということは?
実は朝がめちゃくちゃ弱いです(笑)。けっこう朝強そうって言われること多いんですけど。
Q.好きな色は?
青。
Q.これが苦手というものは?
バニラアイス。
Q.カメラロールにあるお気に入りの写真を1枚ご紹介ください。
晴天のゴルフ場の写真。一番気持ちのいい瞬間です。

Q.インドア派アウトドア派というと?
アウトドアですね。
Q.挑戦してみたいスポーツは
ボクシングです。格闘技はやってみたいですね。
Q.あなたにとっての沼、今一番ハマっていることは?
今はやっぱり、ゴルフですね。スケジュールに空いた時間を見つけたら、明日行けるかな?この時間で行けるかな?みたいな、まずその思考になっちゃてますね(笑)。
八木勇征ら4人で盛り上がったのは「お菓子トーク」!?
――今回、井上さんが演じたハルヒは、幼いころから心臓が弱く病気がち、でも誰よりも心優しく、強さも持つ青年です。演じる上で意識したことは?
井上祐貴(以下・井上):
ハルヒは体が弱く、病気を持って生まれてきた子だということを一瞬たりとも忘れないように演じようという思いは常に持っていました。その上で声や笑い方、そういう細かな表現はとても意識しました。
――この物語では、八木勇征さん演じるアキト、櫻井海音さん演じるナツキ、椿泰我さん演じるユキオと、井上さん演じるハルヒという4人の関係性が軸になっています。
井上:
完成した映画を観た時、4人がとにかく楽しそうだなと思いました。
クランクイン前に「魔法会議」のシーンのリハーサルを前もってやったのですが、何回も何回も、「ちょっとこう動いてみよう」「こうやってみよう」という感じでみんなで話し合いながらリハーサルしたので、あれがすごく大きかったなと思います。
そこでいろいろなコミュニケーションを取れたことで、4人の仲の良さ、くだけた感じも出せたんじゃないかと思っています。

――撮影で印象に残っていることは?
井上:
「魔法会議」のシーンでみんなが円になって話し合う場面があるのですが、その真ん中にお菓子が置いてあるんです。4人とも同世代なので、「これおいしいよね」とか、「こういうの好きだったな」とか、幼稚園から小学校にかけてよく食べていたお菓子についていろいろ盛り上がって(笑)。
そういう他愛もない会話をする時間がすごく良かったなと思います。そういうちょっとした会話で生まれるのが同世代ならではの空気感だと思いますし、もしかしたら、お菓子を置いたのは監督がそういうことを狙ってたのかな、とも思うんですよね。それぐらいお菓子ひとつで盛り上がってました(笑)。
――お芝居に関しても現場の空気の中で生まれたものも多かった?
井上:
そのほうが多かったかもしれないです。実際にやってみて、変えてみるということもありましたね。例えば、僕が演じるハルヒと櫻井海音くん演じるナツキのセリフをテレコ(逆)にしたこともありました。そんなセリフ一つでもディスカッションしながら、映画を作っていったので、現場はすごく楽しかったです。

――映画のタイトルが『人生で1回だけ魔法が使える』ということで、井上さんご自身、この作品の話が来て、自分だったらこういうことに魔法を使いたいな、とか考えたりはしませんでした?
井上:
しました。もちろん(笑)。
――最初、どんなことを思われました?
井上:
まずパッと最初に思い浮かんだのは、永遠の命でした。ですが、今回の作品では命に関する魔法はNGなんですよね。ただ最初にと聞かれるとそう考えましたね。
――でも、少しずつ変わっていった?
井上:
そうですね。この話を知った上で考えると、「誰かのために」と考えるようになってくるんですよね。この作品のメッセージに繋がるんですけど、それはとても素敵なことだと思いました。
ただ、僕が(魔法を)使えるなったときに、何に使うかなって、めっちゃ考えたんですよ、昨日の夜(笑)。(取材で)たくさん聞かれるだろうなと思って。考えた結果としては、例えばドラえもんのような(笑)空を飛んでみたいとか、タイムマシンで過去に行ってみたい、未来を見てみたいみたいな。
そういう子どもの頃にちょっと夢見ていた魔法というかファンタジーみたいなものがいいなと思いました。めっちゃいろいろ考えたんですけど、一周回ってそこに落ち着いた感じです(笑)。

――この物語ではその魔法の使い道に心が動かされます。
井上:
もしかしたら彼らの選択を知った時、「本当かよ」というか、「いい子な発言じゃないの?」みたいに思う方もいるかもしれないですけど、そこに行きつく過程を知ると、4人のそれぞれの思い…自分のこと、学校の友達、好きな人、そういうことでいろんな葛藤があって、たどりつく魔法の使い道なので、すごく納得がいくと思います。
鈴木おさむさんの脚本もそうですし、木村(真人)監督もそこを繊細に撮ってくださったので、すごく素敵な選択をしたんだな、と伝わってくるものがあると思います。
――今回井上さんが演じたハルヒと井上さんご自身の共感する部分というのはありますか?
井上:
この魔法を使う、って決心したときには、もうハルヒは走り始めているんですけど、そういう感覚はすごくわかるな、と思いました。僕自身、自分がやりたい、と思ったことに対しては、わりとすぐに行動しちゃうタイプなんですよね。
たまに、周りが見えなくなるところもあるので、一旦立ち止まって自問自答することも大切だったりすると思うんですけど、でも、そういうハルヒの行動はすごく共感できました。

――共演されたキャストの皆さんの印象をひと言ずついただければと思います。
井上:
八木くんはストイックな人。役との向き合い方もそうですし、たぶん皆さんも印象強いと思うんですけど、すごい(体が)バキバキなんですよね。あれってなかなかできることじゃないと思いますし、相当忍耐力もないとああはならない。すごいと思います。
櫻井くんは焼き鳥が好きな人(笑)。それが最初に出るくらい焼き鳥の話をしました。ホントに大好きらしいです(笑)。あとはサッカーが本当にうまいですね。サッカーのシーンは少ししかないですけど、あのシーンだけでも、やってた僕からしたらホントにうまいなと思いました。
椿くんは、僕の中では一番のムードメーカー。明るくて、MC力みたいなものも高い。だから一緒に喋ってて、心地いい会話がどんどん弾んでいくんですよね。助かりました。
――井上さんも含めて個性豊かな4人が集まった作品ですよね。
井上:
確かに4人それぞれなんですよね。みんなけっこう自由人というか、いい意味で干渉し合わないんです。撮影中も別に変に気を使ってるわけじゃないけど、いい距離感で楽しくできてた気がします。
正直、みんな人見知りなので、本読みの段階ではちょっと距離はあったなという印象なんですけど、リハーサルを経て、どんどん距離も縮まって気づいたらすごい居心地のいい空気になってました。そういう現場の雰囲気も含めてスクリーンで感じ取っていただけたらうれしいなと思います。

――一昨年は大河ドラマ『どうする家康』、昨年は連続テレビ小説『虎に翼』という話題作に出演し、おそらく幅広い層の方に観ていただいたこの2年間だったと思うのですが、それを経て今年はこうありたい、という思いをうかがえますか?
井上:
改めて何か大きく変えるというようなことはないんですけど、映画も公開されますし、ドラマも始まってますし、そしてもう一つ大きなものとしてはシェイクスピア作品である舞台『マクベス』にも出演させていただくことになっているんです。
僕の中ではまた一つの大きなターニングポイントになるのかなと思っています。そこに真剣に、必死に向き合う上半期にしたいなと思っているのと、下半期のことはそれが終わってから考えようかなっていう感じです(笑)。
一年を通して一つでも多くのものを吸収できる、そんな年にしたいなと思っています。
(撮影:冨田望、執筆:田部井徹)
PROFILE
井上祐貴(いのうえ・ゆうき)1996年6月6日生まれ、広島県出身。
公式サイト●https://www.horipro.co.jp/inoueyuki/
『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』作品概要
2月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
出演:
八木勇征
井上祐貴 櫻井海音 椿 泰我(IMP.)
カンニング竹山 阿部亮平 高橋 洋 馬渕英里何
平野宏周 工藤美桜
笹野高史 田辺誠一
原作・脚本:鈴木おさむ
監督:木村真人
制作:共同テレビジョン 配給:ポニーキャニオン
(C)2025 映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」製作委員会
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