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風間俊介ドラマ『40までにしたい10のこと』は“原作漫画を読めば10倍楽しい”ことをオタクがどうにか伝えたいのだが

7月からスタートした風間俊介さん主演BLドラマ『40までにしたい10のこと』(テレビ東京系)が“界隈”のみならず、世間をざわつかせていますね。回を重ねるごとに楽しくて、もどかしくて、二人の恋の始まりに毎週悶絶しているオタクです。

この最高中の最高なドラマをおもいきり堪能していますが、原作を改めて読むとさらに細かな部分や「ヴッ…! こんなことあの場面で思ってたのかい…!」などなど大横転してたまらん思いを毎週叫んでいる次第。どうにかしてこの良さを伝えたい!

ということで、原作漫画を読めば「ドラマが10倍楽しめるポイント」をいくつかあげていこうと思います。レッツ雀ちゃん!(すず子)


雀さん(風間俊介)の内心がより覗き見できる。オタク幸せ~!

「えっ、原作があるの?」と驚いているドラマファンもいるかもしれませんがちょっと聞いてほしい。

原作であるマミタ先生の『40までにしたい10のこと』(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)は累計発行部数75万部を超え、BLアワード2024総合コミック部門で1位を獲得するなどBL業界に新たな旋風を巻き起こした素晴らしい作品なのです。

そんな年齢、性別の垣根を越えた大人のオフィスラブストーリーがドラマ化され、10年以上恋人なし・会社と家を往復するだけの毎日を送る枯れたアラフォー男子・十条雀を風間俊介さんが、相手役として雀に密かに思いを寄せる高身長でクールなアラサー部下・田中慶司を庄司浩平さんが演じていますね。

『40までにしたい10のこと』(リブレ)

まず原作でじっくり味わいたいのが、なんといっても枯れていたはずの雀さんの心の中。

ドラマでもたっぷりモノローグで内心を語っていますが、原作ではさらに!細かで揺れる心のなかを覗き見れることができて、オタク幸せ~! おもわず両手のシワとシワをあわせて拝みました。
 
たとえば、慶司と過ごすようになってから雀さんの心がどんどん開いていき、今までなら道を歩いていても気にもとめなかったアレコレが視界に入るようになるのですが、その描写やモノローグがおもいきり切な嬉しくて胸キュン共感!
 
わかるよ雀さん! それはそうなってくるよね~!!(クソデカボイス) 

詳しいことは漫画を読んで確かめて欲しいので割愛しますが、あまりにも雀さんの気持ちが分かりすぎて読みながらなぜか涙が出てきました。心が開けてくると同じ風景や目に止まるモノがね! まったく違ってくるんだよね!

デロ甘な慶司(庄司浩平)が漫画でもイケメンすぎて頭が爆発しそう


次に、スパダリ慶司のきめ細かな気づかいや、さりげなく、でも常に“雀さんファースト”で柔らかく優しく、奥手で臆病になっている雀さんを導いてくれる各々コマはチェック必須。正直、原作慶司もドラマ慶司も良すぎて眼福にしてイケメンすぎて頭が爆発しました。
 
一見遊び慣れている風の外見ですが、ドラマ同様爆裂イケメンな慶司が見せる一途さに、ページをめくるのがもったいないと思わずにはいられないモノローグが満載。ドラマだけでもたまらないほどデロ甘なのに、コミックでの慶司の甘やかさもまた格別にして別格!

ドラマよりもちょっとクールだけどグイグイなスーパー攻め様っぷりにオタクは気絶しました。慶司あんたいい男過ぎるよ…!

『40までにしたい10のこと』(リブレ)


 また、ドラマでは出てきませんでしたが(※2025年8月13日現在)、コミックでは二人で原宿竹下通りに行き、気が済むまで流行りのスイーツを食べ歩き満喫するシーンがあるのですが、あまりにも二人が可愛く、楽しそうで幸せそうで、コミックを読みながら私の口角は天まで上がっていきました。そして読みながらも、この実写ドラマキャストのご尊顔で脳内変換余裕です。

雀の大切なぬいぐるみ・すず子のように「良かったわね…! 雀ちゃんッ…!」と、その幸せを分かち合いました。

「原作→ドラマ」の解釈一致! 再現度の高さにガッツポーズ


さらにドラマと完全一致する原作のコマ割り! 卵が先かニワトリが先か状態ですが、とにかくドラマを見ていると原作の作中でのコマと同じ角度、同じ表情が嬉しすぎて素敵すぎてファーーーーー!! 奇声をあげられずにはいられません!

マミタ先生もXでつぶやかれていましたが慶司が雀さんにメガネをはずして迫るシーンはど真んなか中のど真ん中!

解釈ドンズバでドラマ→コミック→ドラマ→コミックの見比べが止まらない! 手元に原作があると、こんなに楽しめるんだあ…とガッツポーズきめました。

原作でもドラマでも「慶司×雀」を見守らせてくれください


ドラマも大好評で続いていますが原作のほうも現在2巻まですでに発売されており、まだまだこの慶司×雀CPの誠実に向き合って育む恋の行方をキュンキュンしながら見守れます! ていうか見守らせてくれください。

風間俊介さん演じる雀さんがドラマ作中で魅せる、本当に繊細な表情や瞳のなかの揺れにときめきながら、その手元に原作もあればさらに深くこの作品の世界観に没入できること間違いないでしょう。

ぜひこの夏はドラマも原作も『40までにしたい10のこと』を一緒におもいきり楽しみましょう~!

▼ドラマCD(出演:阿部敦、江口拓也)はこちら!

(執筆:加藤日奈)

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