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醍醐虎汰朗「素直…だと言われます」中川大輔「わかる!」ドラマ『ifの世界で恋がはじまる』撮影前に予感した“通じ合う”関係

不器用で愛おしい、すれ違う二人の“再構築ラブストーリー”『ifの世界で恋がはじまる』のW主演、醍醐虎汰朗さん&中川大輔さんにインタビュー! 「ifの世界」で揺れ動く純愛を繊細に描く本作の魅力や撮影エピソードをたっぷり伺いました。

醍醐虎汰朗さんと中川大輔さんのプライベートや本音に迫る29問のクエスチョンも必見です(有料公開=300円)。どんな答えが飛び出すのか、お楽しみに。カメラロールにあるお気に入りの1枚もお見逃しなく。

(撮影:森崎純子、執筆:田部井徹)

【スタイリスト】醍醐虎汰朗:MASAYA(PLY)、中川大輔:深澤勇太
【ヘアメイク】醍醐虎汰朗:カスヤ ユウスケ(ADDICT CASE)、中川大輔:亀田雅
■醍醐虎汰朗:カーディガン ¥42,900 (MONOMERIC)、サーマルニット ¥19,800 (NEW ORDER/Sian PR)、パンツ ¥71,500 (DAKS/三友生興ファッションサービス)、その他スタイリスト私物 
■中川大輔: ニット¥46,200、パンツ¥39,600/ともに77サーカ(77サーカ)、他スタイリスト私物


MBSドラマフィル枠『ifの世界で恋がはじまる』

MBS 毎週木曜25:29~放送中。テレビ神奈川、テレ玉、群馬テレビ、とちテレ、チバテレでも放送中。(放送時間などは公式HPをチェック!)
配信:MBS放送後に、TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり
FODで見放題独占配信! ■公式サイト:https://www.mbs.jp/if_koi

profile

■醍醐虎汰朗(だいご・こたろう)
2000年9月1日生まれ、東京都出身。公式サイト:https://daigo-kotaro.com/
 
■中川大輔(なかがわ・だいすけ)
1997年1月5日生まれ、東京都出身。公式サイト:https://www.ken-on.co.jp/nakagawa/

中川「影響を与えていく側として“どう彰人の感情を動かすか”を意識しました」

――まずは『ifの世界で恋がはじまる』の原作、そして台本を読まれたときの感想を教えてください。
 
中川大輔(以下・中川):
本当に面白かったです。成長ストーリーという点でも、ラブストーリーという点でも、最初に台本を読んだときに「面白いドラマができるだろうな」と感じました。
 
醍醐虎汰朗(以下・醍醐):
僕も最初に読んでめちゃくちゃ面白い台本だなと思いました。並行世界が描かれる話であると同時に、(加納)彰人の成長物語でもあります。見ている方は彰人目線で物語を見ていくことになると思うので、見応えのあるドラマにするためには感情移入してもらうのが大事な要素になります。そこに関してはプレッシャーもありました。

――それぞれの役を演じるうえで、意識したことはありますか?
 
中川:
台本に書かれていない心情の細かい部分などが原作に書かれているので、それをヒントに「こういうことを思ってるんだな」と考えながら演じました。
原作がある作品はそういう形で読み取ることができ、解像度が高くなるので助かります。

――大狼はある意味、彰人を動かしていく存在ですよね。
 
中川:
そうですね。影響を与えていく側として、どうやったら彰人の感情を動かせるか、彰人のことをドキっとさせられるかということを常に意識しながら演じてました。
 
――一方、醍醐さんはいかがですか?
 
醍醐:
僕が演じる彰人のポジションは、相手の言葉や感情を受け取って動かされ、成長していく側だと思います。なので、ここをこうしようとか強く意識してしまうと、その場で生まれるものがキャッチできないなって。

その場で一度フラットな思いで向き合って、中川さんが演じる大狼がどんな表情、どんな風にセリフを言っているのか。そういう点をしっかり感じて受け取った上でシーンを作っていこうと最初から決めていました。

――事前に作り過ぎず、中川さんの芝居に応じていくというような。
 
醍醐:
そうですね。何シーンか監督にその方法で「やってみてもいいですか?」って相談したら、監督も自然体なものを求めていたようで。より自然体な感じになるんじゃないかなと言ってくださって、挑戦することになりました。

場面写真より ©「ifの世界で恋がはじまる」製作委員会・MBS

――それはどういったシーンだったのでしょう?
 
醍醐:
5話かな。彰人が現実世界に戻ってきてちょっとずつ打ち解け始めてるシーンとか。大まかな流れはもちろんあるんですけど、その場で感じたまま喋る形でやらせてもらいました。
 
――中川さんはご覧になってどうでしたか?
 
中川:
僕はそのシーンの撮影がなかったんですけど、モニターで見ていてすごく自然な会話だなって思いました。セリフではなくて、普通の会話になっていると感じました。
 
醍醐:
本当に日常会話みたいにやらせていただきました。

醍醐「ベッドシーンの後はSLAM DUNKばりのハイタッチ。よっしゃ!って感じで(笑)」


 ――それぞれの役とお二人の共通点、ご自身と近いところはありますか?
 
 中川:
これは醍醐くんが言ってくれたことなんですけど。僕、真顔だと結構クールに見られがちというか、他の人からも「怖いね」って言われることがあるんです。でも笑うと柔らかい印象になる面もあって。

それは大狼もそうで。クールなときはすごくクールなんですけど、同僚と話してるときだったり、並行世界の彰人と話してるときは、柔らかい表情をしているんです。その「ギャップがいいね」って言ってくれて。それは役と自分が通じてるところかなと思います。

場面写真より ©「ifの世界で恋がはじまる」製作委員会・MBS

――醍醐さんはいかがでしょうか?
 
醍醐:
基本的にはあまりないような気がしています。僕自身は積極的にコミュニケーションをとる方なので…。しいて言うと、撮影現場の打ち上げとかで居場所がないというか(笑)。どうしたらいいんだろうとなる瞬間があるので、唯一そういうときだけはちょっと彰人の気持ちがわかる。共感みたいのはあるかなと思います。
 
――撮影を振り返って、印象に残ったことを教えてください。
 
中川:
やっぱり最後のシーンがすごく印象的でした。大事なシーンなので忘れられないです。
他には、撮影に入る前の「本読み」をしたときに通じ合ってるなって感じたことが印象に残っています。「本読み」なのにちゃんと目を合わせて台詞を言ってくれましたし、ちゃんと感情のやり取りができてると感じて。セリフを完璧に入れた状態で演じたら、どうなるんだろうと楽しみになりました。
 
醍醐:
僕もやっぱり最終話の長く喋るシーンですね。新鮮に受け取るために、段取りとテストのときはセリフを聞くのを一切やめようと思って。何を喋っているか理解するのをやめていたんですけど、本番で初めて聞いてみたときに、ものすごく心を動かされるお芝居をされていて。

だからこそ、それをシンプルに受け取るだけでよかったというか…台詞を超えた瞬間だったんじゃないのかなって思います。

場面写真より ©「ifの世界で恋がはじまる」製作委員会・MBS

あとは、やっぱりベッドシーン。すごく緊張したっていうのもありますし、キスシーンもそうなんですけど、どうやったら綺麗に映るかなとか細かいところも意識しつつ。あまり普段は感じない体験というか、なんか、ドキドキというか…とにかく印象に残りました。

――そのシーンが終わった後の感想は?
 
醍醐:
もうSLAM DUNKばりのハイタッチをしましたよ(笑)。二人で「よっしゃ!」って感じで。
 
中川:
何回かハイタッチしたシーンがあったよね。最終話でお互い気持ちをぶつけ合うシーンが終わったときもハイタッチしたし、いいシーンが作れたなって感じるときはしていました。
 
――では、手応えがかなりある?
 
中川:
とても面白い作品になってると思っています。早く完成を見るのが楽しみですね。
 
醍醐:
僕は正直、手応えというのはまだ。見るまではわからないという感覚もあります。でも、1話と2話はある程度編集が終わったそうで、見た方が「すごく良かった」と言ってくださっていたのでホッとしました。僕も早く見たい、という思いは大きいです。どんなふうに仕上がっているのか楽しみです。

場面写真より ©「ifの世界で恋がはじまる」製作委員会・MBS

憧れの俳優、グッとくる仕草…醍醐虎汰朗&中川大輔をもっと知る29の質問!【カメラロール写真2枚+限定カット4枚も】

Q. How did you get into this world? 

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