オタクで腐女子なクリヤマちゃんのちょっと変わった日常をつづる『オタ腐★幾星霜』第24回は、東京国立博物館で開催中の挂甲の武人　国宝指定50周年記念　特別展「はにわ」に潜入！

2025年1月21日(火)～5月11日(日)には福岡の九州国立博物館で開催されます。

展示の詳細は公式サイトで確認してね！

※2024.08.20に公開した記事を一部編集のうえ、転載しています

石田彰さん演じるはにわ「小くん」、森川智之さん演じるはにわ「大くん」

博物館や美術館ってずっと居たいというか、閉じ込められても全然大丈夫、むしろ時間足りない……な雰囲気ありますよね。

オタクが惹かれる建物というか、施設なのかもしれません。 そんな気分のクリヤマです、こんにちはー。

「挂甲（けいこう）の武人」が国宝に指定されて50周年の記念に、全国津々浦々からさまざまな埴輪が集結していて、はにわニワカのクリヤマですが、その熱気に圧倒されました！

武人さんたちの一体は普段はアメリカのシアトルにいらっしゃるので、五体揃うのは本当に珍しいことみたいです。

ちなみに今回のはにわ展の図録には五体のピンナップも付いています（アイドルやん！！）。

入口に二体のはにわ「踊る人々」がいらっしゃるのですが、こちらは音声ガイドのナレーションを務める石田彰さんと森川智之さんがそれぞれCVも担当されています。

解説の後に、はにわたちの会話なんかも聞けて楽しかったです。

音声機器を借りると、その中にはにわくんたちのイラストも見られます。こちらはアプリ版もありますので、スマホにDLして聞くこともできます。

森川さんのおっとり演技と、石田さんのやんちゃ演技がお好きな方にはとくにおすすめ！！ （もちろん、ナレーションはおふたりのしっとりした声でお楽しみいただけます）

はにわと古墳の知識がつくと同時に、腐萌えもできてしまう素敵音声ですよ。 （ちなみに全然関係ないのですが、古墳には一部の古墳ファンから「BL古墳」と呼ばれる古墳があるのですよ……。

※藤ノ木古墳 詳しく知りたい人は調べてみてください。日本人素敵。飛鳥時代には男色があったというのも文献で確認できたという話ですよ。ロマンすぎる……！）

日本人は1000年以上前から「かわいい」好きなようだ

今回初めて埴輪の現物を間近に見て思いましたが、埴輪って大きいんですね！ 円筒埴輪とか、簡単に人ひとりは入れてしまうような大きさでした（解説によると、元は柱だったとか？）。

とにかく展示も作品の所蔵元もはにわ愛がすごくて、公式X（@haniwa820_ten）では「うちの子、こんなに可愛いんです（意訳）」という熱いご当地ビデオレターもアップされています。

研究員さんもとても楽しげに説明されていて、聞いているこちらもニコニコしてしまいました。

今回、うきうきとはにわグッズを買いあさる担当さんに「ここにも沼が…」と思うクリヤマでした。

日本人、古来より可愛い造形物愛しがちだな！  

『オタ腐』バックナンバー一覧

音声ガイド概要

音声ガイド（日本語）は会場内貸出650円、アプリ配信版700円でご利用いただけます。

声の出演：石田彰・森川智之
特別解説：東京国立博物館 河野一隆・山本亮・河野正訓(出演順)
収録時間：約35分

会場レンタル版
展覧会会場入口にて、専用ガイド機を気軽にレンタル！
貸出料金（税込）：650円

アプリ配信版（iOS/Android）「聴く美術」
配信期間中（2024年10月16日～2025年5月末予定）は、いつでもどこでも何度でも視聴可能。
販売価格（税込）：700円

https://haniwa820.exhibit.jp/audioGuide/

音声ガイドサービスに関するお問い合わせ
（株）アコースティガイド・ジャパン
support@acoustiguide.co.jp
TEL：03-5771-4083（月～金、10：00～18：00）

栗山ナツキ プロフィール

栗山ナツキ（くりやま・なつき）
長い年月をオタク、そして腐女子として過ごしてきた「オタ腐」。今回、一念発起してこれまでの長いオタク人生を振り返ってみることに。現在はレポート漫画中心に、Gakkenのガッコミ・ノーラコミックス等で執筆中！

公式X　@uninan（https://x.com/uninan）