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八村倫太郎が「シェアハウス」に住むとしたら? 共演仲間への思いも語る|『沼落ち5秒前!』推しをもっと知る30の質問

numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』
旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。第8回目は11月15日(金)より全国公開、映画『他人は地獄だ』で映画初主演を果たした八村倫太郎さんに登場していただきました。

ダンス&ボーカルグループ・WATWINGのメンバーであり、俳優としても活躍中の八村さんの本音に迫る30問のクエスチョン。後編では映画『他人は地獄だ』撮影のエピソードなどをじっくり伺いました。八村倫太郎さんの様々な一面と魅力が見えてきます。カメラロールの写真も特別公開!

※2024.11.15に公開した記事を一部編集のうえ、転載しています


八村倫太郎さんをもっと知りたい!30問のQ&A

Q.この世界に入ったきっかけは。

ダンス&ボーカルグループ『WATWING』のオーディションです。

Q.尊敬する、またはまたは憧れの俳優さんは?

この世界に入っていろいろな作品に触れさせていただきました。そこで共演した方、今回は俊さん(栁俊太郎)は改めて憧れの方になりましたし、僕の目標になりました。

今までどの作品に参加させていただいても偉大な方々と巡り合えているので、僕にとって身近な存在の(高橋)文哉や(綱)啓永とか仲のいい俳優たちも尊敬しています。

Q.最近よく一緒にいるなという俳優さん仲間は?

高橋文哉、綱啓永、樋口幸平とかと一緒にいます。

Q.俳優仲間には相談をするほう? 相談を受けるほう?

するほうかもしれないですね。役者としての経験はやっぱり僕より豊かだと思っていて、文哉には「(今回の映画の)主演をやる」という話もさせてもらったし、主演させていただいたドラマ(『佐原先生と土岐くん』)の時も一緒に本読みをしてくれました。

啓永や幸平にも「今、こういう作品をやっているんだよね」と気軽に話ができるし、親身になって考えてくれる人が周りにいるってありがたいです。

Q.ご自身の性格を一言で言うと?

寂しがりや。

Q.俳優仲間やスタッフさんなどから褒められた「うれしかった言葉は」?

「MCが面白いね」です。マネージャーさんに言ってもらいました。

Q.ご自身で思うチャームポイントは。

そうっすね、笑顔(笑)。

Q.趣味はなんですか? そのきっかけも教えてください。

趣味って難しいですよね。美味しいものを食べることが楽しみなんですが、それって趣味になりますか?(笑) 

最近はとてもステーキが好きで…きっかけは美味しいステーキ屋さんに巡り会えたこと。お肉からパワーをもらっています。

Q.明日から急に3日間の休日。どんなふうに過ごしますか?

思い切って羽を伸ばして海外旅行に行きたいです。「韓国がいいよ」という声をたくさん聞くので韓国に行ってみたいです。

Q. Where is karaoke eighteenth?

中西保志さんの『最後の雨』です。

Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?

最近買ったソファーの上です。でも、トイレのほうがホッとするかな(笑)。

Q.ご自身を動物に例えるとしたら?

ゴールデンレトリバーとか(笑)。

Q.最近のファッションの傾向は?

昔よりだいぶ色味が落ち着いてきて、大人っぽいものを身につけるようになりました。見た目でも少し大人になりたくて。

Q.これを見て泣いた、ということは?

意外とすぐ泣きます。僕、TikTokの感動映像でも全然泣きます。

Q.好きな景色はありますか?

都会の景色、特に夜景が好きです。

Q.こんな仕草や行動にぐっとくる、心を動かされるというのは?

女性が美味しいものを食べている時の「おいしい!」っていう顔ですね。

Q.「いいな」「好きだな」と思ったら自分から言うことができるほう?

言います(きっぱり)。

Q.学生時代「これでヒーローでした」ということは?

ヒーローになりたがりだったので、人前には結構出ました。行事系ですね。

Q.これまでで緊張した場面といえば?

最近のツアーの初日1発目です。びっくりしました、まだまだ緊張するんだなと思いました。

Q.ご自身の中で「転機」になったと感じる時期は?

やっぱり、ドラマ『君の花になる』に出演したことです。今でも会うメンバーもいますし、みんなが仕事を頑張っているから、僕も頑張ろうと思えます。自分の中でとても大事にしている思い出の作品です。

Q.俳優活動で大事にしていることはありますか?

たくさんたくさんプロセスを考えていき、本番になったら全部捨てることです。現場で相手を見ながら最終的には役になる感じ。

Q.他ではあまり語れてないけど、実は…ということを教えてください。

掃除が下手です。

Q.好きな色は。

赤です。

Q.好きなスイーツは?

エクレアです。

Q.これが苦手! というものは?

片付け。

Q.インドア派? アウトドア派?

アウトドア派です。最近はアウトドアになろうと意識しているところもあります。

Q.カメラロールにあるお気に入りの写真は?

テーマパークに行って、友達に撮ってもらった写真です。

(写真提供:八村倫太郎さん)
(写真提供:八村倫太郎さん)

Q.好きなお笑い芸人さんは?

千鳥さん、好きです。

Q.挑戦してみたいスポーツは。

サーフィン。昔ハワイに行った時にボディボードをやったことがあったので。

Q.あなたにとっての「沼」。今一番ハマっていることは?

洋服が好きなのでデニムです。また新しいデニムを育てたいです。

「血糊をつけながらご飯を食べていたのが、思い出深いです(笑)」


――ここからは映画『他人は地獄だ』について伺います。韓国発のWEBコミック原作を日本の設定に完全ローカライズしたサスペンスホラーです。最初に台本を読んだ感想は?

八村倫太郎(以下、八村):
正直な話、怖すぎて「俺、できない」って思いました(苦笑)。というのも僕はこの手の作品に馴染みがなくて、ホラーも自分からは進んで観ないんです。

台本を読んだ時もあまりに非現実的なことばかりが起きたりするので、「僕にできるのかな、大丈夫かな」と、とても不安でした。

――ということは、ホラー系が苦手なんですね。

八村:
苦手です。お化け屋敷も怖いし、心霊系も結構難しいですね。心理的なホラー作品や、血がたくさん出るような目に訴えてくる作品も、あまり観ることができないです。

――今回の映画はその要素がすべて詰まっていますね。

八村:
ほんとですね(笑)。だから、よくやれたなって思います。

――主人公・ユウの印象、どう演じようと思われましたか?

八村:
最初に台本を読んだ時には「僕にはそういう引き出しがないので、大丈夫かな」と不安でいっぱいでしたが、ユウはこの作品の中で一番普通な人だとも感じました。ということは、観てくださる方に完全に感情移入できるユウを演じるのは、むしろホラーが苦手な自分が適任ではと思いました。

自分と似たところもあって、負けず嫌いで勝ち気で(映画のシーンであった)「ここからやり直す」みたいな決意の付箋を貼っちゃうような、そういうことは僕もやったことあります(笑)。恋人や家族のことを大切に思っている姿にも共感できたので、ユウの人間らしさというのを大事に演じていきました。

――演じる上で、難しかったところは?

八村:
画的に結構衝撃的なところもリアルだと思ってやらなければいけなかったので、想像力が大事だと思いました。それを踏まえて台本も何度も読み込みましたが、やはり現場に行ってからの環境が大事で自分もその雰囲気に交わりながら役になっていって。

でもそれはとても大変で、スタッフ、キャストの皆さんに支えられて乗り越えられました。

――役作りで参考にした作品はありましたか?

八村:
『ミザリー』という映画を少し。この作品もサイコ的な登場人物がいて脅かされる主人公がいてというストーリーでした。受け手側の表情や緊迫感が参考になるかと思い観ましたが、やっぱり怖くて最後まで観れなかったので、この気持ちを大事にしようと思いました(笑)。

――現場はどんな感じでしたか?

八村:
「本当にこの作品を撮ってるの?」と思うぐらい明るい現場でした。もちろんシリアスなシーンを撮る時は皆さん集中していて、その切り替えがとても良かったです。

休憩時にはキャスト、スタッフの皆さんも温かい方ばかりで気さくに話せたので、自分が現場の雰囲気作りの一員になれたような気がしてとてもうれしかったis.

――ムードメーカー的役割を意識されたとか。

八村:
ムードメーカーになれていたのならとてもうれしいです。ありがたいことに主演を任せていただいて、周りはスタッフの皆さんを含め、自分よりも経験豊かな方や目上の方が多かった中で、自分が引っ張っていくなんてとてもじゃないけど難しくて。

色々勉強させていただきながら、俺に何か役割はないのかと思った時に、主演だからこそ担える楽しい雰囲気作りは意識したかもしれないです。

――印象に残っているエピソードを教えてください。

八村:
血がたくさん使われる作品だったので、めちゃくちゃ血糊がついていて。普通に血糊をつけながらご飯を食べていたのが思い出深いです。毎回現場で作ってくださっていた温かいご飯をキャストの皆さんと輪になって一緒に食べたのはすごく幸せな時間でした。とても美味しかったですね。

――ここまで血糊をつけた作品は初めてですか?

八村:
初めてです。血糊って落ちないんですよね。作品と作品の間で東京に帰ってきて別の仕事があった時に爪の周りが赤くて「全然取れないんだ」と思って(笑)。

でもやはりこの見た目は大事でした。「今俺は、危険な状況にあるんだ」と一目瞭然で、それが役を助けてくれるところはあるなと思いました、ありがたかったです。

――栁俊太郎さんとご一緒して、思い出深かったことは?

八村:
俊さんのことは作品に入る前から、というより、この業界に入る前から知っていましたし憧れていた方だったので、その方とまさかダブル主演でやらせていただくというのが本当にうれしかったです。最初は結構クールな印象があったので、「どんな方なんだろう?」と思って自分から果敢に話しかけに行ったらむちゃくちゃ優しくて。

ある日の撮影後、俊さんのマネージャーさんと3人で一緒に飲みに行ったのがとにかくうれしかったです。その場所でしか生まれない会話もありますし、そういうところでも俊さんと関われたのが自分の中ではとても大事で、いい思い出です。

――本作品はシェアハウスが舞台ですが、ご自身はシェアハウスできると思いますか?

八村:
経験はないですけど、たぶん楽しくできると思います。今もグループ活動をしていてメンバーと一緒には住んでないですけど、住んでいるようなものなので。

でも今のメンバーと「一緒にシェアハウスしてよ」と言われたら結構キツイですね(笑)。

――それはどういった点で?

八村:
仕事も含めて毎日一緒にいすぎるのでプライベートまで一緒になったらどうなるんだろうって思っちゃいます。

でも、新しいコミュニティーでは…(としばし考えて)やっぱりシェアハウスはやめていいですか? 人と一緒にいるのは好きなんですけど、1人の時間も欲しいと思ったので(笑)。

――作品を楽しみにしている方に見どころ等、メッセージをお願い致します。

八村:
とてもストーリーが面白いですし、映画のタイトルでもある『他人は地獄だ』という言葉が古くからあるサルトルの言葉(「地獄とは他人のことだ」)なんですが、そのタイトルに「なるほど」って思っていただけることがあると思います。

また、結末が「おい!」って思える伏線回収⁉ にもなっているので(笑)、結末を知った上でまた観ていただくと初回観た感じとは違い何度も楽しめる作品になっていると思います。ただそうすると何度も血を見ることになるので、ちょっと根気はいるかもしれないですが…、ぜひ観ていただけたらうれしいです。

――役の見どころ、ここはぜひ注目して欲しいところは?

八村:
表情です。衝撃的なことも起こりますし、唯一メグミ(岡田結実)と一緒にいる時は本作の中では有り得ないような一瞬の安堵の表情もあり、ユウの表情は自分も意識してお芝居させていただいたので、その部分を感じ取っていただければうれしいです。

(スタイリスト:三島和也(tatanca)、ヘアメイク:MISU、撮影:笹井タカマサ 執筆:富田陽美)

映画『他人は地獄だ』作品概要

(C)ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会
(C)ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会

11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国公開

原作●『他人は地獄だ』ヨンキ(「LINEマンガ」連載)
出演●八村倫太郎 栁俊太郎/岡田結実/三浦健人 青木さやか 大倉空人/鈴木武 星耕介 日比美思 松角洋平 大野泰広/濱津隆之/萩原聖人ほか
監督・脚本●児玉和土
配給●イオンエンターテイメント
企画製作●映画「他人は地獄だ」製作委員会
©︎ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会
公式サイト:https://taninmovie.com/

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WATWING
WATWING

八村倫太郎(はちむら・りんたろう)
1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。
俳優業、男性ダンス&ボーカルグループ『WATWING』のメンバーとしても活躍中。
公式HP●https://www.horipro.co.jp/hachimurarintaro/
公式Instagram●https://www.instagram.com/rintaro_watwing/

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