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原作者が買いに…!?90年代頃の同人イベントは凄かった『オタ腐★幾星霜』栗山ナツキ【第17話】

『オタ腐★幾星霜』とは?

レポート漫画作家・栗山ナツキさんによる、オタクで腐女子な日々をつづる連載コミック。オタクや腐女子あるあるが満載なだけでなく、レポート作家ならではの声優さんに関する裏話も♪

※2022.10.15に公開した記事を一部編集のうえ、転載しています


マイナージャンルって意外とにぎやか!

今日も推しと推しカプのことを考えて生きてます。 クリヤマです。Twitterのスペースで萌え語りなどをやってみようかと、試しにボイスレコーダーに録音してみたら自分の声って聞きなれないから、第三者が気の合う萌え話をしているように聞こえてきて楽しかったです。

またぼっちレベルを上げてしまいました。 そんなわけ(?)で、今回はマイナージャンルの思い出話です。

マイナージャンルにもいろいろありまして、「作品がマイナー」と「作品や作者は有名でも二次創作が少なくてマイナー」とされるものがありまして。 前者の原作がマイナーなものは、熱心なファンがずーっと二次創作を続けていたりして。供給に飢えるからこそ自分で描く!! 

……という感じだったり。 後者は細く長く、人も入れ替わり、常に需要もあったりします。

同人人生14年を捧げた友人の本は、今でも在庫さえあれば新規ファンがほしがりそうな原作の二次創作でした。

今は企業主催イベントのなかで「プチオンリー」の開催が主流ですが、10~20年くらい前は自分たちで会場を借りて、自分たちがスタッフもやるという「個人主催オンリー」が主でした。

会議室みたいな小さい教室みたいな会場で、終わりはそのままお茶会の会場になったりしました。

クリヤマのマイナージャンルの思い出話は、高齢腐女史故、大昔の混沌とした時代のお話です。(最近は歳のせいか、すっかり引きこもっていますよ) でも、今もどこかでこんなことがあったりなかったりするかもしれませんね。

クリヤマちゃん、原作サイドに発見される

そして、クリヤマも原作チームに見つかった過去がございます……。 嬉しいというより、泣きましたな。あの時は。

「森の中の木の葉」はあって当たり前。目に入らずスルーしてしまうけれども、「風呂場のヒマワリ」は、まずなぜ風呂場にヒマワリがあるか観察して考えてしまうでしょう? 

……と後に友人が例えてくれたのですが、分かるような分からないような……とにかく「あった!!」ってすぐ分かることかな? と解釈しました。

いかがでしたか? クリヤマの羞恥プレイの追い打ち体験。 (私は基本隠れていたいタイプです。本当です) それもこれも、いい思い出です……たぶん。他にも二次作品と原作側のお話があるのですが、それはまた別の機会に……(長く生きていると、いろいろな体験をいたします)

>>次回はこちら

『オタ腐』バックナンバー一覧

栗山ナツキ プロフィール

栗山ナツキ(くりやま・なつき)
長い年月をオタク、そして腐女子として過ごしてきた「オタ腐」。今回、一念発起してこれまでの長いオタク人生を振り返ってみることに。現在はレポート漫画中心に、Gakkenのガッコミ・ノーラコミックス等で執筆中!

公式X @uninan(https://x.com/uninan

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