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「バ畜」(ばちく)とは、若者たちが自分たちの労働状況や労働環境に対して抱く不満や苦悩を表現する際に使われる俗語。
この言葉は「社畜」が会社にがむしゃらに働く人を指すのに対し、「バイト(アルバイト)」と組み合わせられ、アルバイトやパートで働く若者たちが自身を指して使う。
①「バ畜」の背景と用法
「バ畜」は、労働者が仕事のハードさや厳しい労働条件に苦しむ中で、自分たちの状況を自虐的に表現する言葉として広がった。若者たちはアルバイトやパートで働く中で、労働環境の厳しさに対する不満や過労による苦悩を「バ畜」という言葉で共有している。企業が人手不足に悩む中、非正規雇用者である若者たちがその影響を受け、これが「バ畜」の用法に反映されているとみられる。
②「バ畜」の実態
「バ畜」を使用する若者たちは、週に多くの労働時間を費やし、労働条件が厳しいことに苦しんでいる。これは時には過労や体調不良につながり、学業やプライベートにも支障をきたすことがある。労働者が仕事以上のことを求められ、かつてないほどの労働量をこなすことが期待される中で、「バ畜」問題はその反映として浮かび上がってきた。
③社会的な背景と解決策
「バ畜」が広がる社会的な要因には、人件費削減が挙げられる。企業が人手不足を補うために非正規雇用者を積極的に雇用する一方で、これが労働者にとって厳しい状況を生み出している。この悪循環を断ち切り、若者たちがより働きやすい環境で活躍できるようにするためには、企業や社会全体での対策が喫緊の課題となっている、とされている。
「バ畜」の語源や由来については特定の起源があるわけではなく、比較的最近になって若者の間で広がった俗語とされている。
「社畜」という言葉が元になり、「社会におけるがむしゃらな働き方」という意味合いを残しながら、アルバイトやパートで働く若者たちの現状を表現するために「バ畜」という表現が生まれたと考えられる。若者たちは、労働状況や労働環境に対する違和感や不満をこの言葉を用いて表現し、共感や抗議の意思を共有している。
会話例1
A「最近、バイトばっかりで疲れちゃった」
B「まじか。週何日くらい?」
A「週6日とか。もう完全にバ畜だわ」
会話例2
A「仕事のシフト、もうやだな」
B「どうして?」
A「毎週のように残業して、もう自分がバ畜みたいだよ」
会話例3
A「バイトの新しいシフト表、見た?」
B「うん、もう週末も平日も入れられて、もう本当にバ畜だわ」
会話例4
A「バイトが増えてきたなぁ」
B「まじで、もう“バ畜生活”って感じだよね」
会話例5
A「なんでこんなに働かないといけないのかな」
B「でも、お金が必要だし、なんとかしなきゃって感じだよね。バ畜生活に終わりなし」
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